主人公トオルには恋人ユウがいて、性格の相性も、体の相性もそこそこ。
当然のようにデートのたびにSEXを重ねていた。
だが、長いテスト期間中、エッチを自粛していたせいで、二人とももうムラムラ。
朝の満員電車で密着から、ついに痴漢プレイに発展してしまったのは、当然の成り行きだったのかもしれない。
これはヤバイ！ もしかしたら普通にエッチするより、気持ちいいかも……と、二人は徐々に痴漢プレイにはまっていく。
そんな二人の秘め事を見てしまった、根っからの餌食性格の後輩ゆずは、なぜかプレイに巻き込まれてしまう。
一方、ユウを狙う才色兼備の奔放な同級生さくらは、ユウに相手されない不満をトオルにぶつけてきて、ついには電車での痴漢プレイに及び……。
そうして広がっていく痴漢プレイの輪。
それはいつしか他の乗客を巻き込み、壮大な一大車内乱交プレイへと発展するのであった！？

●ストーリー主人公は愛用のヘリを駆使して「何があっても必ず届ける」ことで、裏の世界では有名な運び屋。
荷物はヤバイ物ばかり、違法チップに、売買された臓器、果ては生身の人間やセクサロイドまで。
そんな毎日をおくる主人公に、長年の付き合いである仲介屋から、一人の少女の移送の依頼が舞いこんだ。
「依頼人は秘密、届け先は森の中」という奇妙な依頼。
奇妙だろうと何だろうと、仕事は仕事。
金さえ貰えば関係ない―――そして主人公のヘリは少女を乗せて街を飛び立った。
しかし、届け先で主人公達を待っていたのは、受取人とは違う、一人の女性だった……。
●登場キャラクター一匹狼の運び屋――――――――――――――――――――――主人公：ヴァンキッシュ戦闘ヘリ「アパッチ改」を駆使して運び屋をしている男性。
どんな状況でも必ず荷物を届けることで、仕事に関しての信頼度はかなり高いがそれゆえに融通の利かない面もある。
現在独身、恋人は無し。
どちらかといえばストイックな性格。
―――――――――――――――――――――心優しい女仕置人スティア世に出てしまった為に不幸になった強化人間に救いの手を差し延べる為に活動している。
姉や母のような優しさを持つが、日常的なことに疎いため、その方面では失敗も多い可愛い女性。
今まで人と接することを避けて生きていたため孤独。
謎を秘めた少女――――――――――――――――――――――ティルト感情の部分のすり込みが終了する前に強化人間が違法になり、不完全なまま世に送り出されたモデル。
口数が少なく、感情の起伏もほとんど無い。
記憶したことを絶対に忘れず好きな時に取り出せる変わりに、完全に消去することもできる。
――――――――――――――――マフィアに仕える妖艶な秘書ウォッカ肉体型強化人間。
冷酷で、格闘や刃物の扱いに特化した能力を持つ。
人を殺すことに喜びを感じ、殺すことを目的とした時に能力が最大になる。
常に色気を発していてＳＥＸに関して奔放(?)である。
街を牛耳る巨大マフィア「キャッスル」の幹部ラッシュに忠誠を誓っていて、ふざけた態度を取ることはない。
周りからは恐れられているが、ラッシュには従順で陵辱されている感もある。

・変態王子の変態王子による変態王子のための調教！ハードポルノらしい、輪姦Hや触手プレイを楽しめます。
・サディスティックにプリンセスを凌辱調教！主人公のキツい責めでプリンセス・エレノワを調教します。
・プリンセスを夜ごと秘密調教！！清楚なプリンセスを秘術によって淫らな肉奴隷へと調教します。
・触手虫＜ギドロン＞による媚薬調教！！体液が媚薬の触手虫＜ギドロン＞をプリンセスの体内に仕込み、媚薬調教を行います。
・変態調教で禁断の快楽に溺れるプリンセス！！夜ごと繰り返される変態調教に耐えきれず、プリンセス・エレノワは嬌声をあげます。
・無限に続く淫乱調教に自我崩壊！！「わたしはどこでも感じる変態肉奴隷なのっ！」と叫ぶほど、エレノワは仕込まれます。
【ストーリー】結婚を控えたプリンセス・エレノワを称して曰く――ハムナートの至宝――。
気品溢れる美貌、芯の強いプライドの高さ、そしてグラマラスなボディ。
どれをとっても、一国のプリンセスに相応しい女性である。
そのエレノワに想いを寄せるグリモワール帝国の第二王子「ビクトル」。
彼は、エレノワが結婚する前に自分のモノにしてやろう、と画策する。
体液が強烈な媚薬となる＜ギドロン＞という触手虫を使い、エレノワの極上垂涎の身体と心も自分のモノとすべく、エレノワの調教を開始する――。

◆ストーリー桃井良太(主人公)は学園最後の夏休みを目前に控え、ずっと好きだった幼馴染・明日香に告白し、晴れて恋人同士になれた。
小さいときからお互いに好きあっていることは知りつつ、どうしてもあと一歩が踏み出せなかった二人だったが、最後の夏を恋人同士として過ごせることに良太は胸をおどらせていた。
そんな矢先、義理の妹である千夏が良太の家に転がり込んできてしまう。
千夏は兄である良太に対し、小さい頃から「兄以上への好意」を抱いており、その思いに答えることができなかった良太が、進学と同時に一人暮らしをはじめた理由のひとつになっていた。
明日香とのこともあり、千夏を追い返そうとする良太だったが両親が旅行で不在ということもあり、夏休みの間だけ同居することになる。
そんな良太の心を知ってか知らずか、一緒に住めることを幸いに、積極的にアプローチしてくる千夏。
そして、明日香との関係は…?!そして、いろいろな女の子との出会いを通して成長していく主人公…。
◆登場キャラクター★園井明日香（そのい　あすか）　相思相愛の幼なじみ青月学園の3年生。
学園のミスコン3年連続1位の偉業をもつ美少女。
良太とは幼馴染で、最後の夏休みまで何も進展はなかったが、実は相思相愛だった。
おしとやかで誰にでも好かれ、成績も優秀でお嬢様育ち。
引っ込み思案な所があるので、千夏ほど露骨に迫ることは無いが、良太を好きな気持ちで誰にも負けたくないと思っているので、ホントは恥ずかしいけれど、良太に喜んでもらうためHにも積極的になることがある。
★桃井千夏（ももい　ちなつ）　甘えん坊な義妹良太の義理の妹で、血の繋がらない兄に強い想いを抱いている。
夏休みの間、両親が海外旅行で家を留守にすることを理由に、良太の家に転がり込んできた。
ひと夏を一緒に過ごすことになった兄にあの手この手でアプローチしてくる。
性格は積極的かつ甘えん坊だが、妹ではなく一人の女性として良太に振り向いてもらえるように、良太の好きな料理を密かに練習していたりする、隠れ尽くしタイプでもある。
★穐山風音（あきやま　かざね）　男勝りな女教師青月学園の教師。
担当教科は体育。
実は名家のひとり娘。
実家に戻れと両親からの強烈なアプローチに悩んでいる。
本人的にはいとこか誰かに跡を継いでもらって、自分はこのまま教師を続けたいと思っている。
夏休みを利用して、見合い話をぶち壊す計画を立てる。
★北原美穂（きたはら　みほ）　男性恐怖症の新米看護婦市立病院の新米看護婦。
20歳。
独り暮らしで彼氏居ない歴20年。
若干男性恐怖症の気があり、それが原因と思われる。
そのせいか、どうも男性患者の扱いが苦手でどじばっかり踏んでいる。
★長瀬佳奈子（ながせ　かなこ）　病弱(?)な美少女市立病院に入院中の女の子。
病気の為に半日以上を寝て過ごしている。
主人公はなんの病気かはわからない。
結構わがままで悲劇のヒロインだと思っている。
都合が悪くなると発作（演技）が始まる。
良太を「お兄ちゃん」と慕ってくれる。
★坂本円（さまもと　まどか）　マニアックな眼鏡ッ娘好奇心旺盛でとくにエッチに関してはかなり興味がありネットや美少女ギャルゲーで情報を得ているがかなりぶっ飛んでいる。
思っていることをついつい口で言ってしまう癖もある。
露出願望のある女の子で、良太に出会い羞恥心を掻き立てられ、さらにその方向の素質を伸ばす。
本人曰くあまり友達は居ないらしい。

★ストーリー都心から離れた自然が多くある地方都市。
ベッドタウンながらも商業施設が充実してきている街で、都心からの注目を浴びていたが、事件がほとんど起こらない静かな街だった。
主人公、高瀬勇希は、外見が女の子と間違われるほど優しげで繊細なためにクラスでも女子扱いされて、自分の外見にコンプレックスを抱きながら日々を過ごしていた。
ある日、外で授業を受けていた時に、空から降ってきた硬い何かが頭にぶつかり、クラスメイトの藤美姫子に助けられて保健室へ向かう。
保健室には幼なじみで先輩の吉崎美夏がいて、二人に心配されながら体を休めることにしたのだが、全身は痛くなるばかり。
あまりの痛さに呻いていると、突然、勇希の体は女性化してしまうのだった。
驚いている一同に、勇希が来ていたジャージに引っかかっていたらしい人形のような大きさの少女が語りかけ、元の体に戻るためには少女に協力しないといけないことになってしまう。
とても常識では信じられない出来事に遭遇してしまった勇希は、男に戻りたい一心で少女の手助けをすることになるのだが……。
★登場キャラクター◆高瀬勇希顔立ちが良く、髪の色も少し茶色っぽいために、子供の頃から可愛い女の子としての扱いを受けたので、自分の外見にコンプレックスを持っている。
外見は女の子のようだが、困っている人を放っておけなかったり、がんばると決めた事には一途にがんばり続けるなど、優しくしっかりした性格をしている。
欠点は流されやすい事。
女性化した後、顔立ちは少し女性らしく柔らかく丸くなるが、胸など体型が女性らしくなる。
クラスメイトはもちろん、全校生徒にあっさりと女性化したことがばれてしまうため、一応さらしを巻くなどして男らしくいようとするが、女子の制服を着せられたりして、男性扱いはほとんど受けなくなった日常の中で、アルセアに協力する。
◆アルセア・ルーベン魔法世界から、魔法実験の触媒に必要なマジックシードと呼ばれる宝石に霊力を込めるために人間世界へやってきていた魔法学校所属三回生の女性。
人間世界の上空で作業していたところでカラスに襲われてしまい、シードを落とした上に、宝石が暴発したせいで魔力が底をついた上で落下してしまう。
幸か不幸か地上にいた勇希と激突した際に、持っていた最後のシードが吸収されてしまい、女性化した勇希を助けるため、与えられた仕事をこなすために協力を申し出る。
明るく前向きで、やや楽観的な性格。
魔力は高いが成績はイマイチ（というか、どん底に近い）。
勇希が男性に戻るため、宝石を集めるために協力を頼んだ上に、居候させてもらうことに。
◆吉崎美夏（よしざき・みか）主人公の幼なじみで、私立の学園に通う三回生で生徒会副会長。
しかし会長よりも優秀なので、実質学園の権利を握っているも同然の存在。
密かに影番などと呼ばれている。
本人はいたって大人しい女の子で、三つ編みにメガネと地味な格好をしているが、その大きな胸は男女から羨望と嫉妬を集めている。
優しく、少しおっとりした性格だが、怒らせるととても怖い事は主人公が一番よく知っている。
主人公の事を慕っていて、多少エッチな事をされても動じないぐらい気を許しているのだが、とある理由から恋人にはならないように気をつけている。
髪を下ろしメガネを外すと、親即即のように大人な魅力を備えた美少女になる。
◆藤美姫子（ふじみ・ひめこ）主人公のクラスメート。
学園では数少ない、主人公を男性扱いしている女の子。
あまりクラスメイト達にも知られてないが大企業の社長令嬢。
地方の学園でのんびり生活したいという名目で、勇希達が通う私立学園に通っており、基本的には一人暮らしだが、時折、実家から世話役の女性がやってきている。
今まで傅かれる事はあっても、同等の立場で他人と接した事が無かったため、人当たりは良いが、どこか相手を拒絶しているような態度を取ってしまい、知的でクールな美少女と見られながらも、あまり人気は高くなかった。
友達を欲しがる寂しがりやな本心を、一回生の時に勇希が言い当てた事がきっかけで、そのまま親しくなって現在に至る。
太ももまであるサラサラのロングヘアーがとにかく美しく、毛先近くで大きめのリボンを使い、一つにまとめている。
◆吉崎春香（よしざき・はるか）美夏の妹で、勇希の幼なじみ。
美夏とは違ってやんちゃな性格で明るく活発的。
勇希に対して積極的に迫っているが、本音は姉と勇希と自分、三人でずっと一緒でいたいというのが望み。
セミロングの髪の長さで、小さい胸の事をかなり気にしている。
◆ローザ・エルニアアルセアが通う魔法学園の若き助教授で、アルセアの先輩。
なかなか戻ってこないアルセアが、人間世界でドジをしたのだろうと予測してやってくる妖艶な美女。
厳しくも優しい、だけど人をからかうのが好きな困った美女。

終戦から10年を経た昭和33年の冬。
日本には特別に売春を許された地区が幾つも存在していた。
その特別地域は警察の地図に赤い線で記されていた事から、「赤線」と呼ばれ、人々の欲望と侮蔑を一手に引き受けていた。
主人公はそんな赤線のうち一つである玉柳に足を踏み入れた少年、如月真之。
国会での売春防止法制定を受け、赤線街はあと数カ月で失われる。
手がかりを失う前にと玉柳を訪れるが、母の手がかりは無く途方に暮れる。
疲れ果て倒れる真之。
そんな彼を介抱してくれたのは、不思議な落ち着きをもった空崎静枝だった。
彼女は玉柳の赤線宿「薫屋」の娼婦。
静枝はこの街で母が見つかるまで真之を保護してくれる事となった。
「薫屋」は玉柳の隅っこで客をとっている赤線宿。
そこは他の赤線宿と違い、のんびりと経営している宿だった。
あけっぴろげで、客をとること以外なにも考えてなさそうな典型的娼婦、来生千尋。
（主人公主観）静枝や千尋を尊敬している、頑張り屋さんな同い年の女の子、小此木楓香。
（主人公主観）娼婦からアガリをとるだけのダメ主人、渡会卓。
（主人公主観）そして「薫屋」に訪れる常連客。
戦後成金で金の亡者、平間直太郎。
（主人公主観）格好良くて頼りになる兄貴分。
フリーの新聞屋、方丈恭介。
（主人公主観）彼らは真之に対して時に厳しく、時に優しく、ある時はいがみ合う者同士として、ある時は傷を舐めあう仲として、赤線最後の期間を過ごしていく。
赤線街での日々繰り返される生活と人情と情事。
子供としての無力さと恋を覚え、成長をする真之。
いつしか少年の小さかった手は、大事な者を守れるほどに成長して行く。
そして、真之は母と再会する時、何を思うのか？彼の手は、いったい何を、誰を守るのか？赤線の灯が消える、昭和33年の春――運命の日は静かに迫っていた――

物語の舞台は現代風学園。
そこに交換留学生がやってきた！しかし、なんとその交換留学生の頭にはケモノ耳が生えていた！？クラス委員から強制的に副委員に指名された主人公は、その交換留学生にこちらの世界の風習、慣習を教える役目に。
外見上の違いはケモノ耳だけなのに、ケモノ耳娘のやる事は非常識な事ばかり。
振り回される主人公と「私が指名したんだから、ちゃんとやって貰わないと、私の評価が下がるであろうが！」と、なんだか古めかしい言葉遣いの童顔女委員長。
そんな三人が織りなすドタバタエロコメディ。

一人暮らしの主人公の元に突然幼なじみの後輩がやって来て「あなたの赤ちゃんが欲しい」と頼まれる。
女性経験のない主人公はとまどいつつも美少女の頼みに流されるまま中だししてしまう。
その後少女から「他にも妊娠させて欲しい女の子がいる」と聞かされて仰天する。
混乱するがエッチへの興味から承諾してしまう主人公。
果たして見事全員孕ませることが出来るのか！

■ストーリー導入斬新な業務ソフトやネットワーク関連ソフトの開発によって、この10年ほどで急成長してきたという新進IT企業『弾丸ソリューションズ』自社ビルをいくつも構えるまでになったこの会社に勤務しながらも、女性関係の不祥事を起こして閑職に追いやられていた主人公、黒木鉄雄。
ある日、社長の藤堂に呼ばれ社長室へと足を運ぶことになる。
藤堂は耳を疑うような「注文」を黒木に言い渡す。
「どうしても入社させたい3人のリクルート学生がいる。
この3人に、何としても我社の内定を受諾させろ」なぜ問題を起こした自分のような者に、そんなことを命令するのか…。
訝しげな表情を浮かべる黒木に、藤堂は一言付け加えた。
「目的のためなら手段は問わない」驚くと同時に、残忍な笑みが黒木の口元に浮かぶ。
この危険で甘美な香りのする仕事に、黒木は二つ返事で快諾する。
翌日から人事部に異動した黒木、狙った学生を籠絡するための、肉奴隷調教と学生攻略の日々が始まる。
■登場キャラクター●水原咲季（みずはら・さき）人事の仕事に情熱を燃やす、明るく可憐な美人OL。
早とちりをしたり、おっちょこちょいなところもありますが、前向きで明るく、楽天的な性格で、女性らしい優しさや思いやりの心にも溢れています。
います）。
一家全員がクリスチャンで、咲季も両親のような夫婦関係、恋人であり、時には父が母に甘え、といった関係に憧れています。
現在は親戚の叔父夫婦の家に間借りしながら会社に通う毎日。
一流大学の文系学部を卒業している才媛ですが、そういうところを少しも鼻にかけていません。
むしろ、自分の必要以上にムチムチと豊満な肉体を恥ずかしがるような奥ゆかしい性格です。
●霧島ルリカ（きりしま・るりか）中学3年生の時から商社に勤める父親の海外赴任の関係でヨーロッパやアメリカを転々として思春期を過ごし、大学3年のときに日本に戻ってきた帰国子女（わがまま三昧に育った一人娘です）。
当たり前のように英語がペラペラで成績も優秀（超一流私立大学を卒業しています）。
プライドが高く、女王様的性格の持ち主で、「並の男には近寄らせない」的なオーラを放っています。
現在は両親と共に町の高級住宅街の一軒家（持ち家）で暮らしています。
家政婦が家事をやっているような裕福な家庭です。
●麻宮絹子（あさみや・きぬこ）もともと本作の舞台となる「弾丸ソリューションズ」の社員で、社内恋愛の末に結婚して3年前に一度退職しましたが、1年前に夫を事故で失い、半年前から仕事に復帰して一般職（庶務担当）として営業部の庶務の仕事をこなしています。
1歳の子供がいますが、子供は実家に預けて、とにもかくにも生活を建て直し、前向きに生きていこうとしています。
心に深い傷と哀しみを追いながらも、他人に対してはあくまでも優しく慎ましやかで、熟女の魅力で癒してくれる献身的な女性。
●小日向ひかり（こひなた・ひかり）孤独を感じさせる暗い影を持つ美少女ですが。
笑うとパッと花が咲いたように可愛い笑顔になります。
父親は国会議員の重鎮ですが、愛人が何人もいて家には帰ってきません。
母親は母親で父親の若い秘書と情事に溺れたりしています。
そのせいもあり父親への嫌悪感から男に拒否反応を持っています。
就職先を探しているのは、家にいたくないという理由と、経済的に早く自立したいという理由からです。
複雑な家庭環境からか、複雑な性格をしています。

俺の名は萩尾勇二。
つい数時間前、俺は相棒と共に現金輸送車を襲った。
それは完璧な襲撃計画だった――はずなのだが、たった一つの不運によって計画は脆くも瓦解した。
相棒がドジを踏み、派手な逃走劇を繰り広げることになってしまったのだ。
結果、俺は今こうして、一人で重いゲンナマをかついで山道を歩いている。
相棒は、アジトに戻ったところで始末した。
別に、ドジを踏んだことのへ制裁ではない。
もともとヤツは殺すつもりで用意した道具に過ぎない。
ヤツが生きていては逆に俺が殺されるかも知れないし、金も独り占めできないしな。
他人など信用できない。
これは、俺が今まで生きてきた中で学んだ、唯一確信の持てる教訓だ。
そして、いい加減、肩に食い込む重量と、山道を歩く疲労に耐えきれなくなってきた頃……。
俺の目にかすかな光が入った。
追っ手か！？しかし、その光には動く気配がない。
用心深くその光に近づいた俺の目に入ったのは、一軒の山荘。
窓からは灯が漏れ、室内から数人の女の話し声が聞こえてくる。
どうやら、男はいないようだ。
こいつはいい。
女所帯なら、簡単に制圧できる。
もし逆らうなら、見せしめに誰かバラせば大人しくなるだろう。
ここでしばらくほとぼりを冷まし、改めてずらかるための計画を練り直すのも悪くない。
俺は、ここのところ女を抱く暇もなかったことを思い出し、無意識に唇を歪めていた。