主人公“東吾”と幼馴染の“梨乃”……。
二人は東吾の部屋でキスを交わしていた。
そして、甘い期待感が昂まるなか、東吾の愛撫で息が弾む梨乃。
東吾は梨乃の白い肌に優しく触れながら「本当にいいのか？」と最後の確認をする。
そして、どうしてこんな事になったのかを思い出していた――。
「条北学園」は期末テストの日程が発表され慌ただしい空気が漂っていた。
学力も性格も十人並みの東吾は、お決まりのごとく目の前のテストに気が滅入ってげんなりしている。
そこへ梨乃が「テスト勉強を手伝ってあげるから、お願いを聞いてほしい」と取引を申し出てきた。
梨乃の言う事にはなんとなく逆らえない東吾は“お願い”の中身も知らずに承諾。
放課後になって、活動内容不明な謎の同好会「撫子会」に連れていかれる。
そして東吾は会長の“楢式紫”から驚くべき“お願い”をされた。
それは「私たち撫子会全員と付き合ってみない？」という突拍子もないものだった。
恋をしたこともない彼女たちは、このまま何のトキメキもなく学園生活が過ぎていくことに嫌気がさしていたという。
そこで「とにかく恋愛的なことを色々やってみよう（勿論エッチも）」ということになったらしい。
結局丸めこまれて「恋愛の練習」に付き合うことになった東吾。
コレって美味しい状況？　それとも？

東吾と梨乃が、東吾の部屋で、キスをしながら、お互いを高めあっている。
愛撫により少し息が上がっている梨乃に、手探りながら優しく接する東吾。
そんな行為を続けながら、東吾が梨乃に「本当にいいのか？」と、最後の確認をする。
時間をさかのぼり、どうしてこんな事になったのかを回想する、東吾。
浜鳴東吾は普通の学生であり、「普通」という表現を避ければ、選ばれるのは自ずと「いいやつ」という表現をされるであろう男子生徒。
これまで、平々凡々と過ごしてきており、これからもそうだろうと考えていた東吾に、突然の転機が訪れる。
先触れだったのは、幼馴染である上坂梨乃からの、呼び出し電話。
「助けてっ！」という切羽詰った要求に、慌てて梨乃の下へ駆けつける東吾。
そこで待っていたのは、楢識 紫と数人の女の子。
梨乃は紫に弱みを握られて『撫子会』に入部をさせられており、その活動をする際になり、困って東吾に助けを求めた。
意味がわからない東吾だっが、撫子会の活動が「性行為を含んでいる」という話を聞いて驚く。
その性行為の相手を、紫の選んだ相手の中から選択させられた梨乃。
そして呼び出された東吾。
呆れる東吾に「全然知らない男子となんか嫌だもんっ！ するんならトーゴとがいいっ！」と言われて泣きつかれる。
困る東吾に紫から「東吾の恥ずかしい秘密も知っている」と脅しが入り、梨乃と……そして部員である女の子達とHをすることになってしまう。
時間を戻し、東吾が梨乃に「本当にいいのか？」と、最後の確認をする。
梨乃から「トーゴとなら」と返事をする。
…いったい『撫子会』の真の実態とは！？楢識紫の本当の目的は、何なのか謎が深まるが、単純に考えると美味しい立場！？しかしこんな事で梨乃を始め他の娘ともしちゃっていいのか！？どうする！！