主人公“東吾”と幼馴染の“梨乃”……。
二人は東吾の部屋でキスを交わしていた。
そして、甘い期待感が昂まるなか、東吾の愛撫で息が弾む梨乃。
東吾は梨乃の白い肌に優しく触れながら「本当にいいのか?」と最後の確認をする。
そして、どうしてこんな事になったのかを思い出していた――。
「条北学園」は期末テストの日程が発表され慌ただしい空気が漂っていた。
学力も性格も十人並みの東吾は、お決まりのごとく目の前のテストに気が滅入ってげんなりしている。
そこへ梨乃が「テスト勉強を手伝ってあげるから、お願いを聞いてほしい」と取引を申し出てきた。
梨乃の言う事にはなんとなく逆らえない東吾は“お願い”の中身も知らずに承諾。
放課後になって、活動内容不明な謎の同好会「撫子会」に連れていかれる。
そして東吾は会長の“楢式紫”から驚くべき“お願い”をされた。
それは「私たち撫子会全員と付き合ってみない?」という突拍子もないものだった。
恋をしたこともない彼女たちは、このまま何のトキメキもなく学園生活が過ぎていくことに嫌気がさしていたという。
そこで「とにかく恋愛的なことを色々やってみよう(勿論エッチも)」ということになったらしい。
結局丸めこまれて「恋愛の練習」に付き合うことになった東吾。
コレって美味しい状況? それとも?