主人公は内向的な性格で友達も少なく、クラスでもほとんど目立たない存在。
そんな彼の唯一の趣味はゲームで、今日も学校帰りに連戦連勝を重ねていた。
そんな彼の連勝記録をストップさせたのは、同じ学園の女の子。
最初は信じられなかったが、挑発された主人公はムキになって、女の子に対戦を申し込む。
さすがに本気を出した主人公には勝てず対戦後、女の子は主人公に声をかけてきた。
「負けちゃったよ。
このゲーム、結構自信あったんだけどなー。
あっ、あたし白石愛香。
君強いねー、ここら辺の子?」妙に馴れ馴れしいヤツだな、と思いつつも軽く会話を交わし、またゲームに熱中する主人公。
それからは何度か乱入があったが、その都度挑戦者を撃退し最終ステージもクリア。
そろそろ帰ろうかと思い、ゲーセンから外にでると、さっきの女の子が声をかけてきた。
話を聞いてみると、どうやら家を飛び出して、友達の家などを転々としている所謂、家出というやつだ。
どうやら、今晩の寝床として自分の家に泊まらせてほしいとのことらしい。
最初は何いってんだ、と思いあしらっていたが性懲りもなく後をついてくる。
彼女は結局、アパートまで付いてきてしまった。
いいから帰れというが、彼女は帰ろうとしない。
結局、自分のアパートの前で口論になり、こんなところで騒ぎになったら、ご近所にどんな噂が立つかわかったもんじゃないで、とりあえず今夜は一晩だけ泊めてやることにした。
その晩、シャワーを浴びている最中に風呂場に乱入してくる愛香。
彼女がいうには、ただで泊めてもらうのは悪いから体で払うとのことらしいが、経験のない主人公は必死で逃げようとする。
結局、そのまま押し倒されて、強引に体を重ねてしまう主人公。
-こうしてなし崩し的に二人の奇妙な同棲生活は幕をあけるのだった-