いつものように朝を迎え、日課となった義妹“沙奈”を起こした“海津匠”(主人公)。
何て事ない一日の始まりだったが、彼の気持ちは修学旅行の夜、親友が言った何気ない一言で変わっていた――「好きな奴、いるか?」。
その時から、周りの女の子を意識し始めた匠。
幼馴染“小奈美”の顔を見て落ち着かなくなったり、クラスメイト“信乃”と挨拶を交わしてドギマギしたり。
さらに、学園のお嬢様“若菜”との出会い、同じクラスの“千輪”に振り回されたり、新任の担任“日向子”にハラハラさせられたり……。
ぼんやりと恋について考え始めた匠は、澄んだ青空に思いを馳せ、彼女たちと想いを交わしながら、恋への、夏への、そして大人への道を一歩づつ進んでいく――。