私立探偵陣 龍一の元に、一通の調査依頼と、依頼金一千万円が届けられた。
龍一は助手の観月を伴い、依頼先のサナトリウム【Marias Garden】に赴く……ここ【Marias Garden】は精神疾患を患っている少女ばかりが滞在しており、その治療に専念していて、メイドとして院内の仕事を手伝うこともその一環であった。
しかし何故、龍一の元に依頼があったのか?調査に来た龍一自身にも、それはわからない。
龍一にとっては依頼内容の調査よりも、むしろその謎の調査が目的だったと言える。
そして次第に解けていく謎と共に【Marias Garden】のもう一つの顔が姿を現してくる。
治療という名目の元に行われる精神交流。
内精神世界と現実世界との境目にほころびが生じたとき、精神を病んだ少女達は現実で凌辱を受けながら、精神的にも犯されてゆく……果たして、少女達の運命は……?