ここは、世間から隔絶された、陽の当らない薄暗い地下室――。
主人公の少年が目を覚ますと、そんな場所に何故かいた。
少年はそこに居る理由が思いだせない。
そればかりか、自分の名前も、どんな暮らしをしていたのかさえ、思いだすことができなかった。
困惑している彼の前に一人の女の子が現れる。
サディスティックな目をした彼女の口から語られたのは、少年の悲劇的な素性。
彼は、両親の借金のかたに売られてきたのだという。
そして、倒錯趣味を持つ少年愛好者に高く売りつけるため、これから淫らな奉仕を行う従順なペットとして躾けられる運命にあった!