主人公の通う恵聖学園は神学系で全寮制、厳しさの中にも暖かみのある校風である。
彼の所属する美術部は他に顧問と女性部員が3人と小さかったが、それぞれが意欲的に作品作りに励んでいた。
ある日、徹夜で読んだ本をモチーフに作品を作ることにする。
すると、彼はその晩から奇妙な夢を見るように…。
それは、様々な場面で、それぞれに美術部の女性が一人現れるのだ。
やがて彼はそれぞれの夢から彼女たちのトラウマや恐怖、不安や想いを知ることになる。
作品を作りながら彼女たちと現実にふれ合い、そして夜毎観る奇妙な夢の中でその心にふれ合っていく…。
彼女たちの心を抱くように大切に想い、その奥底にある物を癒すことが出来るのだろうか?それとも彼女たちの心を無視するように振る舞い、自らの欲望で埋めてしまうのだろうか?