1学期末。
もうすぐ夏休みの主人公・龍徳寺右京はお気軽に毎日を過ごしている。
遅刻は当たり前で、週の半分は社長出勤している。
そんなある日、右京は自分を捜しているという女性に会う。
1つ上の学年の生徒会長・麻生愛里沙だった。
右京好みの思い切り爆乳の眼鏡美人である。
オッパイ星人の右京は興奮するが、話はいやなものだった。
右京に副会長をやってほしいという。
副会長だった人間が転校してポストが空いてしまったのだそうだ。
面倒臭いからいやだと拒絶する右京だが、愛里沙はあきらめない。
現在副会長をしている鎌木が、学園祭に3年生を参加させないという方針を打ち出していて、それを生徒会の委員会で可決させようとしているのだという。
普通なら反対されて否決されそうな気配だが、鎌木は理事長の孫、しかも生徒会のメンバーはおとなしい子ばかりで逆らえないのだという。
それで右京に……と白羽の矢が立ったのだ。
だが、お気楽大好きの右京はもちろん首を縦に振らない。
それでもあきらめない愛里沙に、右京は理不尽な要求を突きつける。
「オッパイをさわらせてくれたら、なってもいい」そう言えばあきらめるだろうという右京の作戦だった。
作戦通り愛里沙は激怒、退場してしまうが──。