ちょっとした転寝のつもりが、深夜三時までしっかり眠ってしまっていた“門谷正樹(主人公)”。
グータラな生活がたたってしまったかと思いながらも、そういう自分が好きだったりもする正樹である。
二度寝するには頭が冴えて眠れない。
退屈しのぎに雑誌でも読もうかと思っていると、窓の外で人の気配が……。
カーテンを開けてみると、電灯に照らされ、ひとりの少女が佇んでいた。
声をかけると、彼女は、中学時代の同級生“西村双葉”だった。
話を聞くと、家出中だというのだ。
平凡な生活に辟易していた正樹は、無理やり彼女の家出に着いて行くことにした。
そして、辿り着いた先は、田舎の廃校で、彼女以外にも数人の女の子の姿が……。
かくして、正樹は、双葉ら女の子達と奇妙な共同生活をすることになるのだが……。