1930年代の旧満州国・チチハル。
そうした地で“冠樹繁彰(主人公)”は、養父である“寛人”の命により元ロシア貴族の親子を調教することになった。
その親子は、ロシアの革命によって国を追われ、国外に逃亡したところを中国人の人買いに捕まり、そして、養父によって買われたという経緯らしい。
また、養父と、その母親とも面識があったらしいが、詳しくはわからない。
繁彰にとって、その親子の素性がどうであれ、養父の命令は絶対であり、実直に調教するほかないのだ。
しかし、これまで幾人も女性を調教してきた繁彰であったが、その親子を調教していくなかで、奇妙な感情がわき上がっていく。
はたして、この感情はいったい何なのか……!? そして、この調教劇の終幕には何が待っているのか……!?