マナブ(主人公)は、昔から嫌なことがあると、その記憶を失ってしまう不思議な性質を持った少年。
そんな彼は、典型的なイジメられっこで、学校でも先輩のエイミとミサワから執拗なイジメを受けていた。
ある日、いつものように学校の屋上に呼び出されたマナブは、そこで彼へのイジメを抗議するリサの姿があった。
リサの言動に逆上したミサワが、彼女に掴みかかった瞬間、マナブの記憶が途切れ、気付いたときには、ミサワは首を掻っ切られ血の海に横たわり、リサは着衣を乱した格好で、意識を失い倒れていた。
記憶を失っているマナブは、曖昧な供述しか出来ず、事件の容疑者として警察に逮捕されるが……。