工藤雅史(主人公)は某大手企業に勤めるサラリーマン。
年齢は30歳半ば。
妻子持ち。
ジムで鍛えられた肉体から実年齢よりも若く見られる。
生活自体も裕福で非常に安定している。
そんな彼には「痴漢」という悪癖があった。
元来のサディスティックな性格とも相俟って、彼の痴漢は触るだけに止まらない、女性にとって恥辱と屈辱に満ちたものだった。
彼のターゲットにされた被害者は、その痴漢されている行為を写真に撮られ、それをネタに骨までもしゃぶられる。
痴漢仲間も多く、見事なチームプレイを見せる。
今回、彼のターゲットになったのは事故で他界した部下の妻、氷川玲子。
32歳とまだ老けこむ年齢でもなく、立ち上るような色気を持つ女だ。
そんな彼女には一人娘、久見がいた。
娘も母親に似た美人で、彼女も工藤の餌食になった。
夫を亡くし、これからの生活のため働きたい、という玲子の面倒を見てやる工藤。
もちろん、彼女をモノにするためだ。
慣れない満員電車に揺られ、右往左往する玲子に痴漢し、ネタを手に入れた工藤は、早速、彼女を脅し、その媚肉を味わい始める。