主人公、春日平太はいわゆる売れないカメラマン。
不況のあおりを受けて、もはや転職しか道はない……という状況にあった。
そんな彼の元に転がり込んできたが、女子寮の寮長という仕事である。
寮に住まう学生たちは皆、美少女ばかりであり、その上良家のお嬢様。
手の届かない高嶺の花だと落胆する平太だったが…… ■方衆院 綾(ほうしゅういん あや)第三話ヒロイン上級生。
方衆院財閥の令嬢であり、世界でも屈指の富豪の娘である。
周囲はいつも彼女にかしずき、彼女もそれを平然と受け入れている。
いわする高飛車な性格であり、典型的な鼻の高いお嬢様キャラクター。
自分を軽んじられることに慣れておらず、それが逆に新鮮で、自分の存在に動じない平太の性格に興味を抱き始める。
素直になれない性格が災いし、畏怖はされても友情は芽生えない寂しい学園生活に嫌気がさしている。