僕の名前は烏丸裕作。
血は繋がっていないけれど母さん(翔子)と二人暮らし。
父は数年前に病死した。
それから、母さんと二人で頑張って今まで生きてきた。
そんな母の為に、俺は温泉旅行をプレゼントした。
二人だけの温泉旅。
何事も無く、一日が終わろうとしていたところ、温泉宿の若女将と若い男性との激しいセックスを目撃してしまう。
俺と母は、赤面しながらもそれが終わるまで息を殺し覗き見してしまった。
エロティックな空間に身をおいた二人は、自然に唇を寄せてしまう。
まるで恋人同士のようにそれは、ただのスタートに過ぎなかった。
その夜から、どうにもお互いを意識してしまう母子。
そして、親子の様子をじっと観察する女将はこれから開かれる背徳の宴を確信していた……。