何故、親友は自ら死を選んだのか? その死に疑問を持った主人公は死の真相を探ろうとするが……。
残された者達の愛憎劇を綴ったノベルタイプのサスペンスアドベンチャー。
[ストーリー]ゼミ仲間と騒いで深夜遅くに帰宅した広瀬耕治(主人公)は、留守電に残されていた妹・亜弓の伝言に絶句した。
古くからの友人で親友の窪田俊が自殺したというのだ。
どんな時でも優しく逞しい俊が自殺するなんて想像できなかった。
耕治と俊はよくつるんで遊んでいた。
そして、そこに飯塚明日香も仲間に入り、3人で楽しい日々を過ごし、いつしか俊と明日香は交際を始めた。
時が流れ、三人は地元を離れ上京し、それぞれの生活に入っていった。
なかなか三人一緒で過ごせる機会は少なくなったが、それでも会えば楽しい時間を共有していた。
何故、俊は自ら死を選んだのか……。
そんな疑問が耕治の頭の中でグルグルと回り出し……。