互いに望まぬ形で、体を重ねてしまった亜美と京介。
しかし一件以来、亜美は京介とは完全に口も聞かず、近づこうともしない。
謝りたいが、謝る機会を得られない京介だった。
ひとみは何とかして、この2人を仲良くさせようと、あの手この手を尽くす。
時には亜美の前で、京介に迫ってみて、嫉妬を煽ろうとしたり……でもそれは逆効果。
もう、亜美とは駄目なのではないか……結婚を解消し、教師も辞めて、この家を出ようかとまで考える京介だった。
せめて最後にと、意を決して亜美の部屋に行き、ひたすら謝る京介。
謝罪を繰り返し、もうこの家は出るという京介の言葉に、亜美は閉ざしていた扉を開き、室内に招き入れる・・・・・・。
「・・・・・・許して欲しかったら、私の玩具になりなさい」