幾多の性犯罪を繰り返した名うての悪戯師、本田勝彦(主人公)。
数回の現行犯逮捕を経て、刑務所暮らしも経験した勝彦は、ソフトなイタズラは行うものの、かつてほどアグレッシブになれなくなっていた。
年齢も34歳。
新しい仕事にも就いた。
落ち着くときが来たか……。
しかし、偶然乗り合わせた電車内で、集団悪戯の現場を目撃したことから、勝彦の悪戯魂に再び火が点いた。
「集団ねぇ…仲間で囲んでしまえば、ヤりたい放題ってワケかい。
へへっ、こいつは面白そうだ…」――、ネットの掲示板「痴漢の巣窟」の情報を元に悪戯仲間を集め始める勝彦だったが……。