雄也は、自宅で布団に入りながら、悶々としていた…。
隣の部屋では、義理の父と母が、夫婦の営みをしているからだ…。
かすかに聞こえてくるその声に、怒りを覚えつつある雄也。
元々再婚には反対で、自分の美しい母・美紀を、この男に組伏せられているかと思うと身の毛もよだつ気分に陥る。
母子二人だけで、今まで生きてきて、急に父ができ、且つ、その義父に、大事に思ってきた母を奪われるという二重のショック。
最初は、母がそれで報われるのであればと、我慢してきたが、その父とはそりが合わず、且つ毎夜、義父と美紀の営みを聞かされるのは、我慢がならない。
義父に憎悪を燃やし、その夜も悶々と過ごす。
翌日、休日だが、義父は接待ゴルフに出かけていき、雄也と美紀のみ。
美紀は、いい機会だと思い、雄也が義父に打ち解けてくれないのを、義父自身気にしており、と仲良く出来ないかと相談するが、雄也にとっては、美紀のその説得は、火に油を注ぐ行為であった。
雄也は、こんなに母・美紀の事思っているのに、他の男に媚を売れなんてと曲解し、男が出来たから自分はこんなに突き放されてしまったんだと自己解釈してしまう。
逆上し、美紀にお襲い掛かる雄也は、「あんな男に抱かれているなんて、もう我慢できない。
美紀を満足させるくらい自分にだって出来るんだ」と、その思いのたけをぶつける。
美紀は、雄也に冷静になるように抵抗するが、息子・雄也の責めに、ついつい感じてしまい、秘部を直接弄られ、濡れてしまう…。
息子に逝かされてしまった美紀。
「息子に逝かされるなんて…」と、羞恥の底に沈んでいくのだった…。





