クラス委員長を務め、学園でも才色兼備で有名な優等生“来美”は、変わった性癖を持っていた。
それは「誰かに見られて虐められないと感じない」という「M」的な性癖。
そんな彼女と恋仲になった“高橋”は、毎日のように、放課後の保健室で、彼女とセックスを興じるようになっていた。
高橋にとって、来美は高嶺の花だった。
それが、こうした変態プレイをする関係になるとは夢想だにしていなかった。
今日も、いつもの放課後になった。
高橋は、来美の待つ保健室に急いだ。
高鳴る胸の鼓動を抑えながら、保健室のドアを叩くと、内側からもノックが返ってきた。
それが彼女と、高橋だけの秘密の合図。
「――ごめん、待たせた? 委員長」ドアを開くと、そこには、クールを装いながらも、これからのプレイに興奮を抑えられない来美が待っていた。