猛吹雪によって陸の孤島と化した学校を舞台に、数人の生徒と女教師が繰り広げられる青春ストーリー。
[ストーリー]学校が猛吹雪のため休校になった。
しかし、その連絡が当日の朝だったことから、うまく情報が全校生徒に伝わらず、何人かの生徒が登校してしまっていた。
麻生進也(主人公)も、その中のひとり。
進也自身は、事前に休校の連絡を受けていたものの、連絡網の次の相手・和泉絢が既に家を出てしまっていたため、後で文句を言われるのも癪だと、仕方なく、彼女を追っかけて登校していたのだ。
絢に代休のことを告げて、早々に自宅に帰ろうと思っていた進也だったが、ちょっとしたトラブルに巻き込まれているうちに、吹雪は酷くなり、視界もほとんど失われてしまっていた。
結局、今、外に出るのは危険ということになり、進也を含む数人の生徒と、ひとりの女教師が、吹雪が弱まるまで、このまま学校に待機することに……。