西暦1999年7の月に飛来した巨大な円盤群。
彼らの目的は、地球政府に対する銀河連邦への加盟勧告だった。
連邦に加盟することになった地球は、その星の正義のメンタリティを選別する「コズミック・クリスタル」が選んだ銀河連邦特務捜査官（通称＝宇宙刑事）の元、十年の準備期間を設けられる。
この期間中に宇宙刑事の「正義のメンタリティ」が「連邦に属する知的生命体の正義の理念総体」から、あまりにもかけ離れたものになった時、加盟は白紙に戻され、地球は、星間犯罪者たちが暗躍する無法地帯と化してしまう――。
これといって取り柄のない平凡な男子学生・星野 光一郎（主人公）は「地球外知的生命体報道部（通称＝ETブレス）」の平部員。
特撮マニアの彼は、悪を打ち倒す宇宙刑事ソルディバンやルナリオンに憧れ、彼女たちを指揮したいと日頃から思っていた。
そんな矢先、光一郎の前に星間犯罪者・ダークヴォイド帝王“テラー”が現れ、肉体を貸せと迫られる。
始めは抵抗していた光一郎だったが、「宇宙刑事たちを、自分の意のままにできる」との帝王テラーの甘い囁きに乗せられて、合体するのだが……。
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