剣と魔法が存在し、国家間で緊張が絶えない世界。
そんな中にあってリチャード王が治めるガリア国は平安の日々を送っていた。
国王の辣腕に加え近衛隊長である主人公・クリストファーの尽力も大きかった。
しかし、彼は心の内に野心を秘めていた。
表の顔で信望ある忠臣として振舞う一方、裏の顔で国王を追い落とすための準備を着々と進めていたのである。
そんな折、民のために自らの命を削るかのように治世に取り組んでいた国王が極度の疲労で倒れてしまう。
野心を抱くクリストファーにとっては絶好の機会であった。
王の寵愛を受けた二人の女──姫・マリアンヌと王妃・エリーゼを己の欲望の餌食とし、姫と王妃の身体を使って城内の家臣たちを傀儡にするのだ。
城の重臣たちがクリストファーの手に堕ちた暁には、国王の眼前で姫と王妃の恥辱を見せ付けてやる!黒い野心を秘めたクリストファーの魔の手がマリアンヌたちへと忍び寄る──。