今日から私立聖貞(せいじょう)学園で教育実習が始まる。
卒業生でもある俺は、恩師である風祭由美子(かざまゆみこ)先生との再会に想いを馳せていた。
大学生活中でも由美子先生の思いは消えることなく、むしろ肥大化していた。
そんな中、受け持ちのクラスの生徒であり、由美子の実の娘である風祭紅音(かざまあかね)に声をかけられる。
クラスの人気者である紅音は、今の俺にとってもささやかな心のオアシスとなっていった…。
ある日、紅音は俺に対して無邪気な好意を口にする。
「先生になら……何をされたっていい……それくらい大好きなんだから……」憧れの女教師、愛くるしい教え子……複雑に絡み合った絆の迷宮。
俺の心の奥で秘められた情欲が暴走を始める。