主人公“宮本祐二”は、新生活の土台を作る為、姉“君塚ゆかり”夫婦の家に仮の宿として短期間下宿する事になった。
同居してしばらくして、想像もしなかった色々な状況を知る事になる“祐二”。
義兄で“ゆかり”の夫である“君塚隆行”は浮気しているらしく、夫婦仲は冷え切っていたのだ。
そんなある日、あまりな態度の義兄“隆行”に文句をつけた“祐二”は、義兄との間で口論となる。
二人を止める姉“ゆかり”を殴りつけ、家を飛び出す夫“隆行”。
手当てをする“祐二”に謝りながら泣き崩れる“ゆかり”、それを慰める“祐二”に抱きつきなおも涙を流す。
自分の胸にすがる“ゆかり”に対して『まもってあげたい』という今まで無かった感情を抱く“祐二”、そして姉である“ゆかり”に一人の女性として恋慕の念を覚えてしまうのだった。
夫“隆行”より『仕事の関係でしばらく帰らない』と連絡があり、期せずして姉“ゆかり”と二人きりの生活が始まる。
まるで新婚ごっこのような生活をすごす二人。
そんなある日、二人で酒を飲む事となり、酔った姉の『裕ちゃんと結婚すればよかった』という言葉に頬を赤らめる“祐二”。
やがていい雰囲気となった二人は酔いも手伝い、とうとう一線を越えてしまう。
酔った勢いではじまった許されざる関係、しかし二人の想いはもはや留めることは出来なくなっていた………