俺の名は『城島 武（じょうじま たけし）』。
エリートの子息達にのみ通うことが許された男子校、清条院学園の三年生だ。
今日も今日とて、近隣の女子学園に通う女子を適当にナンパし、ハッピーライフを満喫───するはずだった。
だが残念なことに俺は学園ではなく病院に通う、いや、通うどころか入院するハメになってしまったのだ。
心配性の親のおかげで、この辺りで一番大きな病院に俺は患者として厄介になることになった。
退屈で禁欲的な日々。
『下半身から生まれてきた』とまで言われる俺にとって、こんな場所でいつまでも我慢していられるわけもない。
溢れんばかりの性欲に突き動かされた俺は、やがて病院内の女医や看護師に目を付け始めた───。