南方直也（主人公）は、普通の人には見えないものが見える特異な能力を持っていた。
それを絵にして発表したところ、好評を博して、帝都ではちょっとした名の知れた画家となった。
帝都で成功を収めたものの、都会の喧騒に疲れた直也は、故郷の御恵名村に戻ってきた。
そして、幼馴染ら懐かしい面々と再会し、昔と変わらぬ生活を始めるのだった。
都会とは違う、のんびりとした田舎での暮らしは、直也の心を和ませた。
しかし、そうしたのどかな日常の裏に暗い闇が隠されていることを直也の“浄眼”は見逃さなかった……。