ずっと好きだった幼なじみである主人公・灯夜に告白して、ついに恋人関係になった霧島梨緒。
陸上部の期待のホープとして、学園生活も順風満帆であった彼女。
しかし、恋愛ご法度な陸上特待生という彼女の立場をネタに近づこうとする、一人の男の姿が…。
こうして始まった関係が続くにつれ、「主人公のため」という名目もやがて崩れ落ち、身も心も許すようになってゆく──時を同じくして、主人公妹・さとみは、愛する兄が幼馴染と相思相愛になってしまったことに戸惑い、悲しみにくれていた。
日常は続く。
最愛の女性達が堕ちていくさまを、愛する人だけが知らないまま──。