私立天貝学園の生●会書記である、樋口薫は夏休みを迎える直前、ついに理性の限界を迎えた。
小中高と、常に自分を貶め、屈辱を味あわせ続けてきた生●会長の【美麻坂七緒】が、彼へ性的虐待を加えたのだ。
それは自らの取り巻きである生●会役員を使い、薫を押さえつけ、無理矢理足コキするという屈辱極まりないものだった。
今までも幾度とない屈辱にも耐えてきたが、一線を越えた行為に心を砕かれ、夏休みの間中、誰ともあわずひきもり続けた。
だが、とあるネットで知り合った『彼』と言われている者からの助言で立ち直り、【美麻坂七緒】へ復讐を誓う。
しかし計画実行はまだ時期尚早だと思っていた矢先、偶然、同じ生●会メンバーの一人である【水上まゆ】の万引き現場を目撃。
復讐のチャンスが予定していたよりも早く、自らの元へ転がり込んだのを知るのだった…………。