幼い頃に父が亡くなり、母は父の仕事を継いで海外へ。
そのため母親の顔はほとんど覚えていない。
写真はあるが…子供を捨てた親の顔なんて見たくない……だから見た事なんて無い。
家族は姉だけで、親族の援助を受けながら二人暮しを続けていた。
そんなある日、母親が帰ってくるという連絡が俺達の所へ来た。
けど…そこに現れたのは、小さくて可愛らしい女の子。
家に妹は居ないし、親戚の子でもないその子は……なんと、俺達の母親だったのだ。
子供っぽくてハチャメチャで、しかも…エロスにオープンな人で…翻弄されっぱなし。
突然の家族全員での新しい生活に…俺は戸惑いを隠せないでいる。