主人公・諏訪吉雪(名前変更可能)は全国ネットTV局『北半球テレビ』の人気プロデューサーである。
新社屋への移転を控え、まもなく取り壊される旧社屋を歩き回りながら、ここで過ごした日々を思い出す諏訪。
駆け出しのAD修行、難問山積みだったディレクター時代、地位と責任のプロデューサー稼業。
そして当時の女の匂いと体温。
紫煙に消えた涙。
足蹴にした笑顔。
報復と復讐。
血の呪縛。
母と娘の性。
何もかも、とうに棄ててきた過去。
思い出の底へ葬ってきた、記憶。
煙草を燻らせながら、諏訪はひとときの回想に沈んでいく。
苦く、また甘い、追憶。
●一条 志穂(いちじょう しほ)〈データ〉身長:166B:95(G)W:58H:89誕生日:月日(座)血液型:A型趣味:服集め〈物語〉ADである主人公は、志穂を一流のプロデューサーとして尊敬していた。
ところが、偶然にも彼女による不正の事実を知ってしまう。
裏切られたという思いから、志穂を脅迫し、痛めつけていく主人公。
やがて、その行為はエスカレートしてゆき……