地上へ降りて堕天使となるしかないかと諦めていた主人公は、偶然地上の魔物を撃退し凱旋してきたヴァルキリーのエレノアと出会い、拾われる。
しかし、イタズラ好きで気まぐれなかつての主であるロキとは違い、高潔で慈悲深く、自分の得た魔法の力など及びもつかぬほど強力な力を持ったエレノアの存在は、主人公に畏怖と憧憬、そしてさらに暗いコンプレックスを抱かすことになる。
エレノアの下で陰鬱な生活を続けていた主人公だったが、ある日エレノアの使いで行った地上で、誰でも神の力を得る方法があるという話をきく。
魔術師曰く、術者に完全に服従している神に対して秘術を使えば、その神の力を我が物として使えるようになる、というのだ。
神を服従させるなど、神の力を持たぬ者にとっては不可能。
しかし、主人公はいつか盗み聞いたエレノアのかつての恋人である人間シグルドのことを思い出す。
「シグルドを使えば、エレノアを操ることができるのではないか? しかし、ただ単に操るだけではダメだ、完全に自分に服従させなければ意味が無い……」主人公は自分の特技を活かすことを思いつく。
つまり、性魔術と性魔導具である。
ヴァルキリーのリーダーである高潔なエレノアを、性の力で自分に服従させようというのだ。
神の力を我が物にする決意を固めた主人公は地上へ降りて堕天使となり、アジトへと天界に属さぬ魔物達や人間の魔法使いを自分の手下として集め、同時にキーマンとなるシグルドを探し始める。
数年後、ようやくシグルドを発見した主人公は長年の計画を実行に移すことにした。
ヴァルキリーの強力な力は配下の魔術師を総動員して結界をはらせることで、わずか10日の期間ではあるが、封じ込めることが可能だ。
主人公はシグルドを人質にエレノアを自分のアジトへと呼び出したのである。
そして、エレノアを助けに来たイリスとユーニスをも捕らえる事に成功する。
3人はヴァルキリーの誇りにかけて、主人公の責めに耐えようとするのだが、徐々に性魔術と性魔導具の力によって、性の快楽に目覚めていく……!