主人公は自他共に認める天才的外科医。
そのメスさばきは、日本では右にでる者はいないとまで言われている。
主人公は、その優れた腕前を活かして、女性の肉体を、爆乳化、 人工男根移植など、特殊な人体改造を施す手術を請け負っている。
だが、主人公の名を知る者は少ない。
その主な顧客層は、政治家や財界人など。
主人公の要求する 莫大な手術料を支払う事の出来る限られた者だけだからだ。
主人公は、どこか一箇所に腰を据えることなく、 いくつもの病院を渡り歩き、人体改造手術で己の技術を高め続けてきた。
そんな主人公のもとに、一件の依頼が舞い込む。
依頼主はX市の郊外に広大な敷地を誇る大病院、二之宮総合病院。
「ククク・・・・・・・・」 主人公は口元を歪めると、白衣を翻し、依頼主の元へと向かっていった・・・。