主人公、安藤桂は私立白銀学院に通う学生。
同じ学院へ通う一歳上の姉、玲がいる。
桂は姉の玲が好き。
姉弟だからどうすることも出来ないけど…それでも姉への想いを断ち切ることはできない。
懊悩する桂と、実は弟のその想いに気づいている玲。
ふたりは禁断の一線を越えてしまう…とはならなかった。
なぜなら、姉はドSだったから。
玲は学院でも有名なクールビューティ、その美貌から言寄る男は数多あれど、玲は鼻も引っ掛けない。
それどころか言寄る男達を言葉攻めで再起不能に陥れる。
周りの者達は玲のことを鉄の(イガイガを持つ)女と呼んだ。
そんな玲に恋してしまった桂は、姉に罵倒され手を上げられても、逆らうことができない。
玲と桂の遣り取りを何度も目撃しているクラスメイト達は桂を、実はドMなんじゃなね?と言い出す始末。
それでも桂は、今日も健気に姉の罵倒に耐えて、食事を作り、洗濯や身の回りの世話と甲斐甲斐しく働く。
ある日玲は、弟が自分の下着でオ○ニーしているのを目撃する。
玲のS心に火が入り、さらにサディスティックな性癖を発揮するようになる。
弟に目の前でオ○ニーさせたり、何日もオ○ニーを禁止させたり…散々ストレス発散のオモチャにする。
そんな姉弟の生活は、桂のクラスに女の子の交換留学生がやって来たことをきっかけに変化が訪れる…。