とある地方の一都市に、生まれてこの方全く女と非接触で時間を経過させてきた男が存在した。
ある日、彼はついに決意した。
このままでは駄目だと。
絶望の将来が待ちかまえているだけだと。
彼は自らを変えるきっかけを作ろうと、学校で一二を争う美少女にラブレターを出すことを思いついた。
しかし、その結果は……絶望の淵に沈み込んだ彼の元に、製薬会社を経営する従姉からのプレゼントが届けられた。
それは……媚薬・アンバランス……この薬に、使用する当人のDNAを溶かし込み、目標とする異性に飲ませると……彼は思った。
『自分が真に変わる為には、媚薬の力を使ってでも、女と交わりまくるしかないんじゃないか』と。
果たして主人公である彼は、自らが目指す『普通の男』に変わることが出来るのだろうか???