3月をもって卒業となった、主人公・橘悠太とその仲間たち。
これから新しい道を進み出す前の短い時間、春休みを利用した‘卒業旅行’の案が出されたとき『オレのイトコが住んでる田舎に、縁結びの吊り橋があって…』と、悠太の何気なく口にした一言が、仲間たちの関心を引く。
『じゃあ、向こうに泊まれるかどうか、訊いてみるから』トントン拍子で進む旅行の計画に、彼らはそれぞれの想いを心に秘めたまま当日を迎える。
この卒業旅行に参加するのは、‘クラスメイトだった葉月&琉’を始めに、他の女学院へと通っていた‘幼なじみ・乃ノ香’の3人。
そして、誰も予期しなかった同行者‘葉月の妹・みこと’も、こっそりと同じ電車に乗り込んでいた。
出だしからハプニングの旅行先で、悠太たちを待つモノとは一体…?