時は幕末。
長年続いた太平の世に本来の存在意義を失った忍達は、なおも用心棒や暗殺者として闇の世界に身を潜めていた。
女忍“華龍”もその一人である。
卓越した体術、高度な技術、艶めかしい滑らかな肌、たおやかな曲線を持つ肢体…己が肉体に宿りし全てを駆使し、華龍は任務を完遂していく。
ある夜、とある商家の主人の暗殺に赴いた華龍は、寝屋に侵入し任務を遂行しようとする。
しかし、主人の慰みものにされている下女によって任務を邪魔され、あまつさえ標的まで殺されてしまった。
下女の正体もまた暗殺を請け負う女忍＝“鴉逗女”だったのだ。
華龍と鴉逗女…対極に位置する二人の優れた忍の戦いが、今始まる！

新たなる標的、“大黒屋利兵衛”の屋敷に忍び込んだ“華龍”は、用心棒“光琳”に邪魔をされて仕留め損なってしまう。
再び利兵衛を狙って屋形船に潜入した華龍は、倒したはずの“鴉逗女”が奉行を殺害する一部始終を目撃する。
愕然としながらも利兵衛を襲う華龍は、またしても光琳に反撃され、毒を受け倒れてしまう。
抵抗できぬ華龍の肢体に、光琳は剥き出しの欲情を注ぐ。
「死ぬ前に、いい思いをさせてやるぜ！」……華龍の肉体を弄ぶ光琳。
この絶体絶命の窮地から、華龍はいかにして脱する事ができるのか？

“大黒屋利兵衛”を討ち漏らした事を報告した“華龍”は、何故か“儀助”の事を隠してしまう。
その様子に不審を覚えた“葵”は、新たな任務に“百鬼”・“修羅”を同行させる事にした。
今回の標的は開国後の江戸に現れた死の商人“チェン”。
チェンは阿片をばらまき人々の心と体を蝕んでいく。
性の虜になった白人からチェンの居所を聞き出し、そのアジトに乗り込んだ百鬼・修羅は阿片に狂い痴態を繰り広げる男女の姿に遭遇する。
一方待ち伏せをする華龍の前に現れたのは、チェンと腕に傷を持つ謎の男。
その腕の傷を目撃した瞬間に、華龍の心は激発した！

闇の掟に従い“葵”の指令を黙々とこなしてきた“華龍”だが、“儀助”との出会いにより、獣の道からはみ出し「抜け忍」となってしまった。
葵の追っ手から身を隠す華龍の前に“孫六”が現れ、黒幕の正体を告げる。
黒幕、すなわち“闇の十蔵”は葵に様々な暗殺を依頼し華龍がそれを実行していたのだが、この十蔵こそがかつて華龍の父母を殺害した下手人であったのだ。
復讐心を胸に敵のアジトに乗り込む華龍。
その行く手を阻むのは……“鴉逗女”。

主人公・久遠寺宗治は周りの誰もが認める、絶世の美貌を持つ美男子である。
そんな宗治の容貌に惹かれる女のコを彼は、狂気に近い行為で次々抱いていく。
まるで何かに取り憑かれたように…。
それは、少年期の体験がトラウマとなり、物事に関心がなく、感情の起伏が乏しい人間になってしまったためなのであるが、宗治にはその記憶を辿るすべが無い。
ただ、宗治が見る夢に何度も登場する美しい女性が、記憶を呼び覚ますカギを握っているようである。
果たして、彼の失われてしまった記憶…そして感情はどうなってしまうのか？監督:吉川真一脚本:むとうやすゆきキャラデザイン:吉川 真一作画監督:吉川 真一キャスト:山本茂夫/田島啓子/横枕圭/高良淳子/志谷陽子/林ゆうこ

初映像化の第1弾から半年、遂に完結編が登場！！久遠寺宗治（主人公）、は少年期のトラウマが原因で心を閉ざしてしまった。
自分に歪んだ愛情を抱く義妹の明日香に言いなりの宗治は、行為を寄せる少女達への恥辱を繰り返す。
そんな中、偶然知った女教師の弱みをネタに、密かに瑞紀を肉奴○にしてしまう。
しかし、瑞紀との関係がきっかけとなり、宗治は感情を、心を取り戻し始める。
果たして、宗治は「ココロ」を取り戻すことが出来るのだろうか？監督:吉川真一脚本:むとうやすゆきキャラデザイン:吉川 真一作画監督:吉川 真一キャスト:山本茂夫/田島啓子/横枕圭/高良淳子/志谷陽子/林ゆうこ