飛行機事故に遭遇し、南雲からの輸血を受けたことで‘超神’としての生を受け継いでしまった南雲の従兄弟・武昭。
その武昭の命を狙うミュンヒハウゼン2世は、ヒトラーに仕えた悪魔主義者の先代が発見した‘狂王’の復活を企んでいた。
‘狂王’は‘超神’に相対する負の存在であり、その復活のためには‘超神’の血を受けた者が必要不可欠であった…天邪鬼の妹・恵をヒロインに迎えた新章。
(c)前田俊夫/東北新社特集：超神伝説うろつき童子2009 夏特集

第二次世界大戦末期、ヒトラーに仕えた悪魔主義者が発見した‘狂王’復活の儀式が、ミュンヒハウゼン2世の手によって45年後の新宿新都庁で行われようとしていた。
生け贄となるのは‘超神’の生を受け継ぐ武昭と《獣人界》の女・恵、そして12人の美女たち。
ミュンヒハウゼン2世の呪文とともに巨大メカが出現し、‘狂王’の復活が目前に迫るころ、南雲と天野はそれを阻止すべく新都庁に向かっていた。
(c)前田俊夫/東北新社特集：超神伝説うろつき童子2009 夏特集

‘超神’を巡る壮大な運命に巻き込まれた平凡な生徒・南雲は、自らの命を狙う仁木を惨殺したことを後悔し、家を飛び出した。
名神学園の一室で明美と再会した南雲は、その晩、初めて肉体的に結ばれる。
しかし、明美と交わる南雲の体に見る見る異変が生じ、絶頂に達した瞬間、彼は巨大超神へ変貌。
スペルマ（精液）は一筋の閃光と化し、《人間界》、《魔界》、《獣人界》の境界線を完全に破壊してしまう。
(c)前田俊夫/東北新社特集：2009 夏特集超神伝説うろつき童子

天野という人間の少年に姿を変え、横浜の名門私立校、名神学園へ転校してきた《獣人界》の天邪鬼は、平凡な生徒・南雲が世界を統一する‘超神’の生まれ変わりであることを確信する。
一方、南雲は運命に導かれるかのように同級生の明美と愛を深めていくが、‘超神’の命を狙う水角獣や仁木が次々と南雲の平穏を脅かす。
‘超神’誕生を前に揺れる三つの世界の激動を圧倒的なスケールで描いた第2弾。
(c)前田俊夫/東北新社特集：2009 夏特集超神伝説うろつき童子

三千年に一度、《人間界》、《魔界》、《獣人界》から成る世界に‘超神’が現れ、三つの世界を統一するとともに《永遠の国》が作られる―《魔界》や《獣人界》は《人間界》に‘超神’復活の兆候を掴み、人間に姿を変えた妖鬼たちを送り込んだ。
横浜の名門私立校、名神学園。
そこに通う南雲は、女生徒をいたぶる女教師が怪物に変身する姿を目の当たりにしたその日から、壮大な運命に巻き込まれていく…。
(c)前田俊夫/東北新社特集：2009 夏特集アニメ 2008総決算超神伝説うろつき童子

大阪を目指すヒミたちの前に立ちはだかる強敵たち。
しかし、‘狂王’として覚醒したヒミの強大な力の前に、彼らは散っていく。
そして、いよいよ‘超神’の前に辿り着いたヒミ。
「お前は我の一部だ。
我の体に帰れ！」という‘超神’の言葉とともに、ヒミは閃光に包まれる。
すべてが無に帰した光景の中で、‘狂王’と‘超神’は互いの体を激しく貪り合う。
戦闘のように熾烈なセックス。
その果てにあるものは…？(c)前田俊夫/東北新社特集：2009 夏特集超神伝説うろつき童子

大阪へ向かうヒミ（狂王）の体は覚醒し、より強大な力を得るための新たな成長段階へ突入していた。
ヒミの身を案じた一行は、すべての物が生きたまま溶かされ、融合した魔獣（マケモノ）たちでできた怪しげな村に立ち寄る。
ヒミらは村に浮遊する飛行船で大阪へ向かおうと試みるが、それはミュンヒハウゼンの陰謀であった。
(c)前田俊夫/東北新社特集：2009 夏特集超神伝説うろつき童子

初潮を迎えた少女は特権を剥奪され、町を追われてしまう異様な都市を支配するエルスとファルスの兄弟は、ヒミの血を飲むことで永遠の若さを保持できることを知り、恐竜魔神を差し向ける。
強大なパワーを持つ兄弟と恐竜魔人を前に、苦戦を強いられる武獣と天野。
絶体絶命の窮地に陥ったとき、天野はヒミに言い放つ。
「お前は狂王だ！あの超神をも恐れさせる狂王だ」。
ヒミは覚醒し、その体が閃光に包まれる。
(c)前田俊夫/東北新社特集：2009 夏特集超神伝説うろつき童子

大阪を目指す武獣とヒミ（狂王）は、霧が立ちこめる巨大な陥没地帯に辿り着く。
地中へ続く断崖の先へ進むと、そこにはエルスとファルスという名の子供が支配する都市が存在した。
大人たちは成長するに連れて力を失い、子供たちの奴隷として屈辱的なセックスを強要されていた。
成長することで権力を失うことを恐れた兄弟は、ヒミの生き血を飲むことによって成長を止められると知り、突如牙を剥くのだった…。
(c)前田俊夫/東北新社特集：超神伝説うろつき童子2009 夏特集

‘超神’の圧倒的なパワーとバリケードを突破するマケモノたちを前に、シーザーズパレスは崩壊寸前であった。
敗北を覚悟したシーザーだが、眼前で愛娘アレクトーをマケモノたちに犯され、その屈辱のエネルギーを力に見る見る巨大化してゆく。
ミュンヒハウゼンと死闘を繰り広げ、‘超神’の導きで‘狂王’を探しにパレスへ向かった天野は、シーザーと武獣のすべてを賭けた最後の戦いを目の当たりにする。
(c)前田俊夫/東北新社特集：超神伝説うろつき童子2009 夏特集