非情に徹するか、情に動かされるか、それとも自分を犠牲にするか……。
欲望と情の狭間で苦しみながら下した主人公の決断は……!?[ストーリー]主人公はヤクザの経営する愛人倶楽部で少女達を躾る事になった。
全ては借金返済のためだ。
愛人倶楽部では、4人の少女が主人公に委ねられた。
何れも不幸で辛い運命を背負った少女達だ。
しかし、そうした少女達をクライアントの満足するような躾をしなければならない。
選択肢は3つある。
非情に徹して4人全員を完全に躾るか、3人を犠牲にして1人の少女を救う道を模索するか、それとも4人全員を庇って自分を犠牲にするか……。
はたして、彼女達の未来を握らされた主人公が苦悩しながらも下した決断は……!?

由緒ある吸血鬼の貴族、ウェスラー公爵家の正式な跡取グウィン（主人公）は、とある事情から辺境の国の外れにある古城に移り住んだ。
そこで彼は同族の前領主が残していった「遊具＝少女」を見つけた。
その少女は、道具としての仕込が抜群だが、人格は完全に失われ、表情はなく、言葉もまたほとんど発することはなかった。
グウィンは、そんな拙い反応しか出来ない少女をたいそう気に入り、退屈しのぎの玩具にする事を決めた。
そして、少女と交わっていくなかで、ただの人間を甚振るよりも、心の壊れた人間との戯れが自分の欲望が満たしてくれることを知った。
それから、高貴なる吸血鬼の催す歪んだ「宴」が始まった。
今宵、グウィンの獲物になる少女はいったい……!?