登録日:2010-10-26 成人向けゲーム
俺のオヤジが海外に単身赴任してから早一年……母さんは俺が幼い頃亡くなっているので一人暮らしの俺だが、もう両親が恋しい歳でもない。 近所のスーパー(といっても、個人商店の小さな店だが)でのバイトもだいぶ馴れ、案外一人暮らしを楽しんでいる。 ま、少々家の中が荒れ果ててしまっているのがナニと言えばナニだが……そんなある日の晩、バイトが終って家に帰った俺は……今時珍しい「行き倒れ」を見た。 それも、よりによって俺の家の前で、だ。 さらにソイツは、若い女の子で……なんと、まるで「メイドさん」のようなエプロンドレスを身につけているときたもんだ!このままじゃご近所様にロクなウワサをたてられかねん。 俺はその行き倒れを介抱しようと、軽く揺すって声をかける。 俺の呼びかけに、ゆっくりと目を開くメイドさん…………そして、俺の姿を認めるや否や、なんと俺の事を「旦那様」と呼ぶのだった。 家に上げて話を聞くや否や、派手な腹の虫の音を聞かされ、買ったばかりのコンビニ弁当を献上してしまうハメになった俺。 どうも、路銀をどこかに落してしまったらしく、成田から徒歩でやって来たらしい。 しかし……よく見れば、薄汚れてはいるものの、よく見るとちょっと可愛いかも……そんな風に思っていると、彼女は一通の手紙を差し出す。 宛先は……俺。 差出人は……オヤジ!?……オヤジの手紙によると、こういう事らしい。 彼女は名を「朝倉ちまり」、日系の英国人で、両親共に日本人だそうだ。 お父さんは小さい頃に亡くなり、お母さんもやはり近年病気で亡くなったらしい。 日本・英国のどちらにも身よりはなく、住み込みでメイドをやっていた……との事だ。 が、その家の大旦那が大往生した際に、メイドやギャルソン達はごっそりと暇を申しつけられたらしい。 次の仕事先を探すにも、さすがの大英帝国も不景気らしく、なかなか雇って貰えない。 と、ちまりさんが路頭に迷っていた時に、海外赴任中のウチのオヤジと出会い、意気投合してしまったらしい。 そして、オヤジの赴任先のメイドとしてちまりさんは雇われ……半年あまりの時が過ぎた。 ……と、そこまでなら「ちょっといい話」だが……その上、うちの親父はこう言ったそうだ。 「ウチのせがれのお嫁さんになると良いよ」こうして、はるばる英国から、メイドさんが……いや、俺の嫁さん候補の女の子がやってきたのだった……
登録日:2010-07-27 成人向けゲーム
俺は孝之、立原学園に通う1年生だ。 そして俺は、ある意味人生の岐路に立たされていた。 そう……親の決めた許嫁とやらが、この俺にいることが発覚したからだ!?しかも、その相手というのが、我が校の鬼の学生会長と呼ばれる「篠原優乃」というから、驚きもひとしおだ。 そんなある日、まだお互いに許嫁どころか恋人としてすら意識出来ない俺たちに、ウチの母親の冷酷な指令が……彼女の花嫁修業も兼ねて、家の世話をしてもらえと言うのだ。 で、ウチの母親はそのまま俺を置いて、地方出張中の親父の所へ行ってしまうらしい。 さすがに困った俺だが、彼女は「迷惑なの?」とじろりと睨み付け、そのまま居候を決め込んでしまう。 い、いや……迷惑もナニも、まだ俺たち恋人ですらないし…… そんな俺の困惑をヨソに、ずんずんと同居の準備を進めてしまう彼女。 そ、そりゃ俺だって、前々から美人だな~とか思ってたし、スタイルも抜群だし……こんなヒトが彼女になってくれたらって、思ってはいたけれど…でもこのキツイ性格じゃなぁ。 しかし、そんな彼女の振る舞いが、少しずつ違ってきた。 なんというか……些細なことで嫉妬したりして……でも、その後叱られた仔犬みたいな目でじっと俺を見つめたり……、か、可愛いじゃないかっ!?……そして俺は思いだした。 彼女が……いや、優乃ちゃんと子供時代に逢っていたこと。 「お嫁さんになってあげるね」……そんな彼女の言葉を。 可愛いおじゃまキャラもエンジン全開で迫ってくるし、女の子は誰も彼もドミノ倒しモドキだし、もうハーレム状態だぁ……大変だ、ホント。 さあ、学校に、遊びに、そして青春に、頑張らなくっちゃあ!
登録日:2010-07-13 成人向けゲーム
平凡だけど、ちょっと自分勝手な所のある主人公「八木 京一(やつき きょういち)」。 両親共に、世界をまたにかける大企業の現役バリバリの営業マンで、長期にわたって家を空ける事もしばしば。 その為、隣りに住む一歳年上の幼馴染み「三井 智歩(みつい ちほ)」に世話を焼いてもらいながら、日々を過ごしていた。 いつものように、智歩と一緒に下校してきた京一は、家に誰かが侵入している事に気づく。 京一は家に突入し、泥棒(と決めつけている)に対して戦いを挑む……が、そんな京一に向けて、泥棒は無数の矢を撃ち込んできた。 かろうじてそれをかわした京一の前に立っていたのは、見覚えのない長身の女性。 彼女は、自分が矢を向けた相手が京一だと知ると、戸惑いを隠せない様子で言った。 「私は……京一殿の……許嫁だ」京一には、何がなんだかさっぱり分からなかった。 その女性の名は「一ノ瀬 美姫(いちのせ みき)」。 京一が何かトラウマでもあるのかと思うくらい毛嫌いしている「日高干支村(にっこうえとむら)」からやってきたのだと言う。 美姫の話によれば、京一と美姫は今から10年ほど前に親同士(美姫は日高干支村の村長の娘)の決めた許嫁。 村長から『結納の儀』を言いつかった美姫は、こうして京一の元にやってきたらしい。 年上の巨乳な女性がタイプな京一、その好みと合致する容姿の美姫が許嫁と聞いて、思わず嬉しいパニックを起こしていたが、「日高干支村」と聞いてその表情を青ざめさせる。 そんな京一に追い打ちをかけるかのように、美姫は「この話は、お断り申し上げたい」と言い放つ。 美姫は、昔ながらの古いしきたりの中で育ちながらも、今回の結婚の件だけは認めなかった。 自分の目で、相手が自分にふさわしいか認めなければ、心も身体も許さない、と。 そして再会した京一は、美姫の理想とする「日本男児」からは遠くかけ離れていると言うのだ。 そんな話を聞きながら、まじまじと美姫を見つめる京一。 幼い頃、こんな美人で巨乳に成長するであろう女性に出会っただろうかと、記憶を探る。 そして京一は、やっと思い出したのだった。 「お、お前……まさかあの『おもらし姉』!?」その言葉に、真っ赤になりながら京一を睨みつける美姫。 幼い時、京一は歳の離れた許嫁と引き合わされ、一時期一緒に過ごした事があったのだった。 でも彼は、歳上のくせに弱虫(加えてその歳の割にも貧乳)だった美姫を、いつもイジメていた。 美姫はその屈辱を忘れず、強くて美しい女性になったのだった。 嫌な過去を思い出させられて、さらに不機嫌になる美姫。 険悪なムードが漂う二人の前に、どこか時代錯誤な口調で話す女の子がひょっこり現れる。 女の子の名前は、「二条 忍(にじょう しのぶ)」。 美姫の従者であり、自称「お庭番」。 今まで京一の部屋を美姫の部屋に改装すべく、奔走していたのだった。 その言葉に、驚き怒る京一に対して忍は、京一の両親が残した「誓約書」を見せる。 そこには三ヶ月の間、美姫と忍が家を自由に使って良いという内容が書かれていた。 さらには、「頑張って、美姫ちゃんのはぁとをゲットするのだぞ、京一♪」と書かれていて、追いつめられる京一。 そんな京一に、忍は事情を説明する。 古いしきたりに縛られず、親同士の決めた結婚には従いたくないという美姫に対して、村長は三ヶ月の刻を許婚と共に過ごし、その上で納得いかなければ婚約を解消しようという条件を出した。 その条件を呑んで、美姫は京一の家にやってきたのだった。 こうしていきなり、自分の意思とは関係なく許嫁との同居生活を始める事となった京一。 しかも京一と美姫は、互いに互いを『まったく認め合わない』という状況。 はたしてこの2人の関係は、進展するのだろうか……?

登録日:2009-02-20 成人向けゲーム
俺は孝之、立原学園に通う1年生だ。 そして俺は、ある意味人生の岐路に立たされていた。 そう……親の決めた許嫁とやらが、この俺にいることが発覚したからだ!?しかも、その相手というのが、我が校の鬼の学生会長と呼ばれる「篠原優乃」というから、驚きもひとしおだ。 そんなある日、まだお互いに許嫁どころか恋人としてすら意識出来ない俺たちに、ウチの母親の冷酷な指令が……彼女の花嫁修業も兼ねて、家の世話をしてもらえと言うのだ。 で、ウチの母親はそのまま俺を置いて、地方出張中の親父の所へ行ってしまうらしい。 さすがに困った俺だが、彼女は「迷惑なの?」とじろりと睨み付け、そのまま居候を決め込んでしまう。 い、いや……迷惑もナニも、まだ俺たち恋人ですらないし…… そんな俺の困惑をヨソに、ずんずんと同居の準備を進めてしまう彼女。 そ、そりゃ俺だって、前々から美人だな~とか思ってたし、スタイルも抜群だし……こんなヒトが彼女になってくれたらって、思ってはいたけれど…でもこのキツイ性格じゃなぁ。 しかし、そんな彼女の振る舞いが、少しずつ違ってきた。 なんというか……些細なことで嫉妬したりして……でも、その後叱られた仔犬みたいな目でじっと俺を見つめたり……、か、可愛いじゃないかっ!?……そして俺は思いだした。 彼女が……いや、優乃ちゃんと子供時代に逢っていたこと。 「お嫁さんになってあげるね」……そんな彼女の言葉を。 可愛いおじゃまキャラもエンジン全開で迫ってくるし、女の子は誰も彼もドミノ倒しモドキだし、もうハーレム状態だぁ……大変だ、ホント。 さあ、学校に、遊びに、そして青春に、頑張らなくっちゃあ!
登録日:2008-10-24 成人向けゲーム
婚約解消(?)のため、親同士が決めた許婚と同居を始めた主人公が、恋愛や結婚について真剣に考えていく、“ハートブリング”の「フィアンセ」シリーズ第二弾!!
登録日:2008-03-04 成人向けゲーム
平凡だけど、ちょっと自分勝手な所のある主人公「八木 京一(やつき きょういち)」。 両親共に、世界をまたにかける大企業の現役バリバリの営業マンで、長期にわたって家を空ける事もしばしば。 その為、隣りに住む一歳年上の幼馴染み「三井 智歩(みつい ちほ)」に世話を焼いてもらいながら、日々を過ごしていた。 いつものように、智歩と一緒に下校してきた京一は、家に誰かが侵入している事に気づく。 京一は家に突入し、泥棒(と決めつけている)に対して戦いを挑む……が、そんな京一に向けて、泥棒は無数の矢を撃ち込んできた。 かろうじてそれをかわした京一の前に立っていたのは、見覚えのない長身の女性。 彼女は、自分が矢を向けた相手が京一だと知ると、戸惑いを隠せない様子で言った。 「私は……京一殿の……許嫁だ」京一には、何がなんだかさっぱり分からなかった。 その女性の名は「一ノ瀬 美姫(いちのせ みき)」。 京一が何かトラウマでもあるのかと思うくらい毛嫌いしている「日高干支村(にっこうえとむら)」からやってきたのだと言う。 美姫の話によれば、京一と美姫は今から10年ほど前に親同士(美姫は日高干支村の村長の娘)の決めた許嫁。 村長から『結納の儀』を言いつかった美姫は、こうして京一の元にやってきたらしい。 年上の巨乳な女性がタイプな京一、その好みと合致する容姿の美姫が許嫁と聞いて、思わず嬉しいパニックを起こしていたが、「日高干支村」と聞いてその表情を青ざめさせる。 そんな京一に追い打ちをかけるかのように、美姫は「この話は、お断り申し上げたい」と言い放つ。 美姫は、昔ながらの古いしきたりの中で育ちながらも、今回の結婚の件だけは認めなかった。 自分の目で、相手が自分にふさわしいか認めなければ、心も身体も許さない、と。 そして再会した京一は、美姫の理想とする「日本男児」からは遠くかけ離れていると言うのだ。 そんな話を聞きながら、まじまじと美姫を見つめる京一。 幼い頃、こんな美人で巨乳に成長するであろう女性に出会っただろうかと、記憶を探る。 そして京一は、やっと思い出したのだった。 「お、お前……まさかあの『おもらし姉』!?」その言葉に、真っ赤になりながら京一を睨みつける美姫。 幼い時、京一は歳の離れた許嫁と引き合わされ、一時期一緒に過ごした事があったのだった。 でも彼は、歳上のくせに弱虫(加えてその歳の割にも貧乳)だった美姫を、いつもイジメていた。 美姫はその屈辱を忘れず、強くて美しい女性になったのだった。 嫌な過去を思い出させられて、さらに不機嫌になる美姫。 険悪なムードが漂う二人の前に、どこか時代錯誤な口調で話す女の子がひょっこり現れる。 女の子の名前は、「二条 忍(にじょう しのぶ)」。 美姫の従者であり、自称「お庭番」。 今まで京一の部屋を美姫の部屋に改装すべく、奔走していたのだった。 その言葉に、驚き怒る京一に対して忍は、京一の両親が残した「誓約書」を見せる。 そこには三ヶ月の間、美姫と忍が家を自由に使って良いという内容が書かれていた。 さらには、「頑張って、美姫ちゃんのはぁとをゲットするのだぞ、京一♪」と書かれていて、追いつめられる京一。 そんな京一に、忍は事情を説明する。 古いしきたりに縛られず、親同士の決めた結婚には従いたくないという美姫に対して、村長は三ヶ月の刻を許婚と共に過ごし、その上で納得いかなければ婚約を解消しようという条件を出した。 その条件を呑んで、美姫は京一の家にやってきたのだった。 こうしていきなり、自分の意思とは関係なく許嫁との同居生活を始める事となった京一。 しかも京一と美姫は、互いに互いを『まったく認め合わない』という状況。 はたしてこの2人の関係は、進展するのだろうか……?

登録日:2007-12-12 成人向けゲーム
俺のオヤジが海外に単身赴任してから早一年……母さんは俺が幼い頃亡くなっているので一人暮らしの俺だが、もう両親が恋しい歳でもない。 近所のスーパー(といっても、個人商店の小さな店だが)でのバイトもだいぶ馴れ、案外一人暮らしを楽しんでいる。 ま、少々家の中が荒れ果ててしまっているのがナニと言えばナニだが……そんなある日の晩、バイトが終って家に帰った俺は……今時珍しい「行き倒れ」を見た。 それも、よりによって俺の家の前で、だ。 さらにソイツは、若い女の子で……なんと、まるで「メイドさん」のようなエプロンドレスを身につけているときたもんだ!このままじゃご近所様にロクなウワサをたてられかねん。 俺はその行き倒れを介抱しようと、軽く揺すって声をかける。 俺の呼びかけに、ゆっくりと目を開くメイドさん…………そして、俺の姿を認めるや否や、なんと俺の事を「旦那様」と呼ぶのだった。 家に上げて話を聞くや否や、派手な腹の虫の音を聞かされ、買ったばかりのコンビニ弁当を献上してしまうハメになった俺。 どうも、路銀をどこかに落してしまったらしく、成田から徒歩でやって来たらしい。 しかし……よく見れば、薄汚れてはいるものの、よく見るとちょっと可愛いかも……そんな風に思っていると、彼女は一通の手紙を差し出す。 宛先は……俺。 差出人は……オヤジ!?……オヤジの手紙によると、こういう事らしい。 彼女は名を「朝倉ちまり」、日系の英国人で、両親共に日本人だそうだ。 お父さんは小さい頃に亡くなり、お母さんもやはり近年病気で亡くなったらしい。 日本・英国のどちらにも身よりはなく、住み込みでメイドをやっていた……との事だ。 が、その家の大旦那が大往生した際に、メイドやギャルソン達はごっそりと暇を申しつけられたらしい。 次の仕事先を探すにも、さすがの大英帝国も不景気らしく、なかなか雇って貰えない。 と、ちまりさんが路頭に迷っていた時に、海外赴任中のウチのオヤジと出会い、意気投合してしまったらしい。 そして、オヤジの赴任先のメイドとしてちまりさんは雇われ……半年あまりの時が過ぎた。 ……と、そこまでなら「ちょっといい話」だが……その上、うちの親父はこう言ったそうだ。 「ウチのせがれのお嫁さんになると良いよ」こうして、はるばる英国から、メイドさんが……いや、俺の嫁さん候補の女の子がやってきたのだった……
登録日:2007-08-21 成人向けゲーム
母さんが再婚して半年……まだ俺が物心つく前に父親が亡くなってからというもの、女手ひとつで育ててくれた母さんの幸せを思えば、無論反対などするべくもない。 引っ越しに伴って俺も転校する事とか、先方もいわゆるバツイチで、二人の娘がいるとか……それもまぁ、たいした問題じゃない。 正直言うと、女ながらに大手商社の主任までのぼりつめた母が惚れた相手にも、少々興味があった。 そして俺たち母子は、二人で新しい義父さんの元……新潟へ引っ越した。 だが……俺的には、少々問題とも言える事態が待ち受けていたのだった。 日本を代表する豪雪地帯に居を構える義父さんは、「高岡酒造」という小さな酒蔵の蔵主だった。 江戸時代から続くそれなりに由緒正しい酒蔵だそうだが、学生の俺に日本酒の善し悪しなど判るはずもなく、ただ戸惑う事ばかりだ。 しかし、義父さんは真面目で優しい人で、母さん同様俺にまで、とても優しくしてくれた。 「長男になったからと言って、無理にこの酒蔵を継がなくてもいい」そう言ってもくれる。 将来……俺はどうしたかったんだろうか? 強制されなかったからと言って、具体的な将来像なんて、考えてもみなかった…… ……とまぁ、ここまではいい。 問題は……新しく出来た二人の義妹たちだった。 「妹」と聞いていたので、すっかり小さな女の子だと思っていたのだが……歳の差はたったの半年だという。 双子だという義妹達は、ひいき目に見ずともとびきり可愛らしく……正直好みだったりする。 しかし、いきなり年頃の女の子……それも二人と同じ屋根の下暮らすのは、なかなか刺激的で大変な事だったのだ!?それでもやっと半年が過ぎ、俺たちもそれなりに兄妹らしくなって……来たのだろうか?秋の風もすっかり冷たさを感じさせ、季節はもう冬……この酒蔵も杜氏達を迎え、本格的な酒造りの季節が始まる。 静かな雪国の酒蔵は、四季の中で一番の賑やかな時期を迎えるのだ。 そして、そんな慌ただしさの中、俺は「彼女」に心惹かれていった……それは……降り積もる雪のように、静かに、だが確実に……
登録日:2007-02-23 成人向けゲーム
平凡だけど、ちょっと自分勝手な所のある主人公「八木京一(やつききょういち)」。 両親共に、世界をまたにかける大企業の現役バリバリの営業マンで、長期にわたって家を空ける事もしばしば。 その為、隣りに住む一歳年上の幼馴染み「三井智歩(みついちほ)」に世話を焼いてもらいながら、日々を過ごしていた。 いつものように、智歩と一緒に下校してきた京一は、家に誰かが侵入している事に気づく。 京一は家に突入し、泥棒(と決めつけている)に対して戦いを挑む……が、そんな京一に向けて、泥棒は無数の矢を撃ち込んできた。 かろうじてそれをかわした京一の前に立っていたのは、見覚えのない長身の女性。 彼女は、自分が矢を向けた相手が京一だと知ると、戸惑いを隠せない様子で言った。 「私は……京一殿の……許嫁だ」京一には、何がなんだかさっぱり分からなかった。 その女性の名は「一ノ瀬美姫(いちのせみき)」。 京一が何かトラウマでもあるのかと思うくらい毛嫌いしている「日高干支村(にっこうえとむら)」からやってきたのだと言う。 美姫の話によれば、京一と美姫は今から10年ほど前に親同士(美姫は日高干支村の村長の娘)の決めた許嫁。 村長から『結納の儀』を言いつかった美姫は、こうして京一の元にやってきたらしい。 年上の巨乳な女性がタイプな京一、その好みと合致する容姿の美姫が許嫁と聞いて、思わず嬉しいパニックを起こしていたが、「日高干支村」と聞いてその表情を青ざめさせる。 そんな京一に追い打ちをかけるかのように、美姫は「この話は、お断り申し上げたい」と言い放つ。 美姫は、昔ながらの古いしきたりの中で育ちながらも、今回の結婚の件だけは認めなかった。 自分の目で、相手が自分にふさわしいか認めなければ、心も身体も許さない、と。 そして再会した京一は、美姫の理想とする「日本男児」からは遠くかけ離れていると言うのだ。 そんな話を聞きながら、まじまじと美姫を見つめる京一。 幼い頃、こんな美人で巨乳に成長するであろう女性に出会っただろうかと、記憶を探る。 そして京一は、やっと思い出したのだった。 「お、お前……まさかあの『おもらし姉』!?」その言葉に、真っ赤になりながら京一を睨みつける美姫。 幼い時、京一は歳の離れた許嫁と引き合わされ、一時期一緒に過ごした事があったのだった。 でも彼は、歳上のくせに弱虫(加えてその歳の割にも貧乳)だった美姫を、いつもイジメていた。 美姫はその屈辱を忘れず、強くて美しい女性になったのだった。 嫌な過去を思い出させられて、さらに不機嫌になる美姫。 険悪なムードが漂う二人の前に、どこか時代錯誤な口調で話す女の子がひょっこり現れる。 女の子の名前は、「二条忍(にじょうしのぶ)」。 美姫の従者であり、自称「お庭番」。 今まで京一の部屋を美姫の部屋に改装すべく、奔走していたのだった。 その言葉に、驚き怒る京一に対して忍は、京一の両親が残した「誓約書」を見せる。 そこには三ヶ月の間、美姫と忍が家を自由に使って良いという内容が書かれていた。 さらには、「頑張って、美姫ちゃんのはぁとをゲットするのだぞ、京一♪」と書かれていて、追いつめられる京一。 そんな京一に、忍は事情を説明する。 古いしきたりに縛られず、親同士の決めた結婚には従いたくないという美姫に対して、村長は三ヶ月の刻を許婚と共に過ごし、その上で納得いかなければ婚約を解消しようという条件を出した。 その条件を呑んで、美姫は京一の家にやってきたのだった。 こうしていきなり、自分の意思とは関係なく許嫁との同居生活を始める事となった京一。 しかも京一と美姫は、互いに互いを『まったく認め合わない』という状況。 はたしてこの2人の関係は、進展するのだろうか……?
![ちっちゃいメイドさん [7対応版]](http://img.dlsite.jp/modpub/images2/work/professional/VJ003000/VJ002122_img_sam.jpg)
登録日:2007-02-23 成人向けゲーム
俺のオヤジが海外に単身赴任してから早一年……母さんは俺が幼い頃亡くなっているので一人暮らしの俺だが、もう両親が恋しい歳でもない。 近所のスーパー(といっても、個人商店の小さな店だが)でのバイトもだいぶ馴れ、案外一人暮らしを楽しんでいる。 ま、少々家の中が荒れ果ててしまっているのがナニと言えばナニだが……そんなある日の晩、バイトが終って家に帰った俺は……今時珍しい「行き倒れ」を見た。 それも、よりによって俺の家の前で、だ。 さらにソイツは、若い女の子で……なんと、まるで「メイドさん」のようなエプロンドレスを身につけているときたもんだ!このままじゃご近所様にロクなウワサをたてられかねん。 俺はその行き倒れを介抱しようと、軽く揺すって声をかける。 俺の呼びかけに、ゆっくりと目を開くメイドさん…………そして、俺の姿を認めるや否や、なんと俺の事を「旦那様」と呼ぶのだった。 家に上げて話を聞くや否や、派手な腹の虫の音を聞かされ、買ったばかりのコンビニ弁当を献上してしまうハメになった俺。 どうも、路銀をどこかに落してしまったらしく、成田から徒歩でやって来たらしい。 しかし……よく見れば、薄汚れてはいるものの、よく見るとちょっと可愛いかも……そんな風に思っていると、彼女は一通の手紙を差し出す。 宛先は……俺。 差出人は……オヤジ!?……オヤジの手紙によると、こういう事らしい。 彼女は名を「朝倉ちまり」、日系の英国人で、両親共に日本人だそうだ。 お父さんは小さい頃に亡くなり、お母さんもやはり近年病気で亡くなったらしい。 日本・英国のどちらにも身よりはなく、住み込みでメイドをやっていた……との事だ。 が、その家の大旦那が大往生した際に、メイドやギャルソン達はごっそりと暇を申しつけられたらしい。 次の仕事先を探すにも、さすがの大英帝国も不景気らしく、なかなか雇って貰えない。 と、ちまりさんが路頭に迷っていた時に、海外赴任中のウチのオヤジと出会い、意気投合してしまったらしい。 そして、オヤジの赴任先のメイドとしてちまりさんは雇われ……半年あまりの時が過ぎた。 ……と、そこまでなら「ちょっといい話」だが……その上、うちの親父はこう言ったそうだ。 「ウチのせがれのお嫁さんになると良いよ」こうして、はるばる英国から、メイドさんが……いや、俺の嫁さん候補の女の子がやってきたのだった…… | |