登録日:2011-08-19 成人向けゲーム
■ストーリー都会に出て学校教師になったものの、折からの不景気で仕事先の私学が廃校になった主人公。 職探しでもするか、と途方に暮れていたところへ、田舎の父親から「産休で先生が足りん。 戻ってきて手伝え」との連絡が。 田舎に帰る気はさらさらなかったものの、今の自分の状況に疲れや虚しさを感じたのか、ふいとその誘いに乗ってみることにした主人公。 だが、実家に帰ると、父親に「おまえの部屋はもうない。 豊平屋に部屋を頼んであるからそこへ行け」と云われて追い払われてしまう。 渋々向かった先の民宿では、二人の女性が主人公を待っていた……。 ■登場キャラクター●叶 夏恋 (CV:遠野そよぎ)168cmB86 W58 H86民宿「豊平屋」を手伝っている若女将。 彼女の両親がセカンドライフで始めた民宿だが、なんとなくついてきて、何となく後を継ぎつつある。 人の世話をするのが何となく楽しい……という理由であるらしい。 同じような理由で、主人公にもまるで新妻のように世話を焼くが、渚から「お兄ちゃん」がどれだけ素敵な人か、と聞かされていたり、同世代の男性がまったく居なかったり……と色々な条件もあって、夏恋もまた主人公に惹かれていくことになる。 深夜、裸で海水浴場のシャワールームに行くところを主人公に見咎められて関係を持つ。 以降、渚の想い人であることを知りつつ、そんな二人を良いお姉さんとして微笑ましく仲良く見守りながらも、裏では抑えられない性欲に任せた関係を主人公と続けていく。 渚のことは夏恋にとっては、一人っ子の自分に出来た可愛い妹だと思っている。 「はいはい。 まったくしょうがない先生ですね?そんなことでいいのかしら……ふふっ」●津嘉山 渚 (CV:野神奈々)154cmB78 W59 H84臨時教師の間、主人公の教え子となる。 もともと主人公は学生時代、姉の汀と付き合っていたが、その頃からそんな主人公に対して「お兄ちゃん」と呼んで思慕の念を抱いていた。 主人公が戻ってきたのを機会に一念発起し、好きだということを告げようとするが、そこで夏恋との行為を目撃してしまう。 驚きつつも、それが恋人としての関係ではないことを知り、渚自身もその中に踏み出していく。 当初、「大好きなふたりに置いて行かれたくない」という気持ちから発露した行動だったが、本人しらず性的な優等生である渚は、主人公の施す行為にどんどんのめり込んでいく。 「やさしい先生」と「ちょっと怖いお兄ちゃん」との狭間で、渚は女性としての才能を開花させていく。 学校では主人公を「先生」と呼ぶが、普段は「お兄ちゃん」と呼んでいる。 夏恋は渚にとって、主人公と一緒に都会へ行ってしまった姉と入れ替わりに現れた、もう一人の姉のような存在。 「いじわる。 そんなこと言われたら……嫌って言えるわけ、ないじゃん」●上里 良平(主人公)本編主人公。 都会で教師として生計を立てていたが、勤めていた私学が経営悪化で他校と統合し、その時半リストラの形で失職したため、田舎に帰ってきた。 元々は式姫町の生まれ。 普段茫洋とした感じがあるが、ふとした時に神経質になったり、その場の激情に流されるような所もあり、行動してしまってから落ち込むなどのやや心の弱い部分もまた存在するが、良く言えば人間臭いということでもある。 流されて二人と関係を持つようになるが、二人のことは彼なりに大切にしている。 一人称は「俺」。 生徒たちのことは「お前」「お前ら」などと呼ぶ。 フランクな中でも、生徒の事情には深く突っ込もうとはしない微妙に職業的な先生である。

登録日:2011-07-08 成人向けゲーム
梅雨の合間、少し控えめな日差しが桜並木を縫って湿った石畳を優しく照らしている。 昨夜の雨に濡れた桜の青葉が雫をきらきらと光らせながら、鮮やかな緑色を透かして揺れている。 校舎までの短い桜並木に、少女達の黄色い笑い声と軽い靴音が弾むように響いている。 その光景は、とても清純で美しく、清々しい。 でも…どうして男(ボク)が通わなきゃいけないのっ?!鏑木財閥の御曹司で、文武両道・天稟の才があるけどちょっと気の弱い男の子。 そんな瑞穂のもとへ、ある日顧問弁護士が訪れる。 『先だって亡くなられたお祖父様の遺言です』そう言って渡されたのは、なんと女学院の入学案内。 幼なじみ・まりやの趣味で女装を強要させられたあげく、無理矢理転入させられた女学院では、なんの間違いか全校生徒の憧れの的『エルダー・シスター』に選出されてしまう。 突然嵐のように降って湧いた、お嬢さま学院での大騒動!!瑞穂は一体どうなってしまうのか…?!
登録日:2011-07-08 成人向けゲーム
■□■ストーリー■□■梅雨の合間、少し控えめな日差しが桜並木を縫って湿った石畳を優しく照らしている。 昨夜の雨に濡れた桜の青葉が雫をきらきらと光らせながら、鮮やかな緑色を透かして揺れている。 校舎までの短い桜並木に、少女達の黄色い笑い声と軽い靴音が弾むように響いている。 その光景は、とても清純で美しく、清々しい。 でも…どうして男(ボク)が通わなきゃいけないのっ?!鏑木財閥の御曹司で、文武両道・天稟の才があるけどちょっと気の弱い男の子。 そんな瑞穂のもとへ、ある日顧問弁護士が訪れる。 『先だって亡くなられたお祖父様の遺言です』そう言って渡されたのは、なんと女学院の入学案内。 幼なじみ・まりやの趣味で女装を強要させられたあげく、無理矢理転入させられた女学院では、なんの間違いか全校生徒の憧れの的『エルダー・シスター』に選出されてしまう。 突然嵐のように降って湧いた、お嬢さま学院での大騒動!!瑞穂は一体どうなってしまうのか…?!■□■キャラクター紹介■□■●宮小路 瑞穂 (みやのこうじ みずほ)CV:神村 ひな身長:173cm5月12日生まれ牡牛座血液型:A型美少女顔の主人公。 祖父の遺言で女子校である聖應女学院に転校させられることになる悲運な人間。 財閥の御曹司で子供の頃から勉強はもとより、礼儀作法や各種稽古事、果ては護身術代わりに武道まで身につけているというちょっと気弱な男の子。 美形で文武両道、並ぶ物無しと来て、学院随一の「お姉さま」になってしまうのだが…。 本人は自分を情けないと思っている。 ●十条 紫苑 (じゅうじょう しおん)CV:木原 泉身長:173cm3月21日生まれ牡羊座血液型:AB型瑞穂のクラスメイトになる壮麗な女性。 元華族である十条家の一人娘だが、そう云ったことを鼻に掛けるような素振りは全く見せない。 穏やかで神秘的…かと思うと突然びっくりするようなことを云って瑞穂を驚かせたりする。 気さくな性格で、ピンチになった瑞穂をよく助け舟を出してくれたりする。 が、ちょっぴり意地が悪い。 瑞穂と不思議な友情をはぐくむ。 ●御門 まりや (みかど まりや)CV:あおい ひとみ身長:161cm6月8日生まれ双子座血液型:O型瑞穂の幼なじみで、瑞穂に女装させることに生き甲斐を見出している女の子。 瑞穂の祖父の遺言を盾にとって女子校編入を企てた張本人でもある。 陸上部所属。 強気でお調子者、ムラのある性格で瑞穂を好き勝手に引っ張り回し、後先考えていないように見えるが、これで結構瑞穂の性格を熟知していて、瑞穂にとっての良き参謀役というポジションにいる。 ●周防院 奏 (すおういん かな)CV:木村 あやか身長:140cm8月26日生まれ乙女座血液型:O型身体が弱く引っ込み思案で、本や演劇、映画を鑑賞するのが大好きな寮での下級生。 演劇部所属だが、持ち前の上がり症と、生来のおっちょこちょいでなかなか役が付かないのが悩みの種。 寮の仕来りで瑞穂の面倒を見ることになり、お姉さまが出来たと喜ぶ。 「なのですよ」というちょっと変わった口癖と、頭に付いた大きなリボンがトレードマーク。 実は努力家。 ●上岡 由佳里 (かみおか ゆかり)CV:松永 雪希身長:152cm2月18日生まれ水瓶座血液型:A型いつも元気で前向きな性格。 まりやの後輩に当たる陸上部員で、奏と同じく寮に住む下級生の一人。 一般家庭の子で外部編入組で、聖應の生徒たちのような立ち居振る舞いに憧れる反面、自分には向いていないんじゃないか、と疑心暗鬼に陥ることもある。 だが実は芯の部分では他のどんな女の子たちよりも女の子らしい所を持っていたりと、意外と底の知れない女の子。 ●厳島 貴子 (いつくしま たかこ)CV:佐本 二厘身長:165cm11月16日生まれ蠍座血液型:B型生徒会長を務める才女。 瑞穂が転校してきて以来影が薄くなっており、反駁心からことある毎に瑞穂と対立する。 家庭の事情から男嫌いになっていて、実は無意識に瑞穂に男性を感じているのかも…若干の被害妄想癖があり、いきなり自分モードに入って考え込んでしまうことも。 また、まりやとは幼い頃から仲が悪く、それも話をややこしくする原因の一つを担っている。 ●高島 一子 (たかしま いちこ)CV:草柳 順子身長:154cm11月24日生まれ射手座血液型:B型表情がころころ変わる可愛らしい女の子。 猪突猛進型で想像力過剰、自分の世界に突入すると有ること無いこと喋り出して留まる所を知らない。 とある事情で瑞穂たちの寮に現れるが…いつも明るい性格の裏に繊細でロマンチストな面を持ち、人の気持ちを思いやることが出来る優しさを持っている。 何があってもめげないところとオーバーなリアクションがチャームポイント。 ●梶浦 緋紗子 (かじうら ひさこ)CV:一色 ヒカル身長:168cm1月8日生まれ山羊座血液型:AB型学院長から瑞穂の世話を任される担任の女教師。 古典担当。 いつもにこやか…というかぼんやりしているように見えるのだが、割とイージーな性格をしていて、その唇からは時折危険な単語が飛び出したりする。 物事を俯瞰で眺めてしまえるようなその落ち着き振りの裏には、なにやら彼女の過去が関わっているらしいのだが…。

登録日:2011-02-04 成人向けゲーム
■□■ストーリー■□■「おはようございます」朝。 俺を起こしてくれたのは、母親でもなく、妹でもなく、幼馴染みでもなく、天使でもなく異世界からの使いでもない――影女だった。 ――影女?話を聞くと、独り身の男の家に現れ、押しかけ女房よろしく世話を焼いてくれる妖怪らしい。 ……いや、余計なお世話なんだが。 そう――俺は、妖怪にはうんざりしていた。 なまじ見えるばっかりに、あんなひどいことになったのだから……。 しかも、それで話は終わらなかった。 そんな俺の混乱が冷めやらぬうちに、疫病神まで現れやがった。 ……よりにもよって、疫病神かよ。 俺は、ふつうの生活がしたいだけなのに……。 どうやら俺は、こいつらから逃れられない運命にあるらしい。 ――やれやれ。 ■□■キャラクター紹介■□■▼五日市圭治(いつかいち けいじ)本編の主人公。 妖怪を見ることができる。 話すこと、触ることもでき、人間社会と齟齬を起こさない限りで日常的に妖怪とコミュニケーションを取っている。 両親が死んだことや、影女の出現などで戸惑っているが基本的には落ち着いた性格で、心の優しい人間。 ▼美影(みかげ) CV:佐本ニ厘163cm・B85・W58・H85【主人公の家に現れた影女】一人暮らしの主人公の家に住み着いた押しかけ女房。 追い出そうとする主人公の仕打ちにもめげず、必死で尽くす。 物腰は丁寧で柔らかいが、主人公のためになるならば強い主張を通すことも辞さない。 ▼幸子(さちこ) CV:木村あやか152cm・B73・W54・H72【主人公の家に住み憑いた疫病神】座敷童と入れ替わるようにして、ひっそりと住み着いていた。 発見されてからは開き直って、家の中を我が物顔で歩き回るようになる。 天の邪鬼だが、根は悪くない性格で、まるで気の強い妹のようにも感じられる。 ▼藤花(とうか) CV:青山ゆかり166cm・B89・W59・H89【藤湯神社に住む白面金毛九尾の狐】正体は殺生石という石で、主人公の住む町の神社に祀られていた欠片が変化(復活)したもの。 かつて妲妃や玉藻前などとして恐れられた大妖怪らしい。 しかし、退治されたトラウマのため、男をたぶらかして何事かをするなどいまでは考えるだけで恐ろしい。 ▼白沢佐久夜(しらさわ さくや) CV:まきいづみ167cm・B94・W60・H88【白沢商店を営む白澤(はくたく)?】あらゆる知識を持つという白澤らしいが、白澤にしてはあまりに頭が悪い。 牛の妖怪であることは確からしく、小さな角があり、巨乳。 ふつうの人間にも見える妖怪変化であり、角は帽子で隠して人間社会で個人商店を経営している。 店に来る子どもたちからはホルスタインと呼ばれ人気があり彼女も子どもたちを愛している。 ▼瀬織(せおり) CV:深井晴花165cm・B81・W57・H86【別れ橋のたもとに住む橋姫】最近、主人公の家の近所にある篠橋という橋のたもとに住み着いた。 それ以来篠橋には、カップルで渡ると別れる羽目になるという噂が立ち「別れ橋」という俗称が付いた。 橋を渡るカップルを別れさせている。 数千年前からそうしているらしく、あちこちの橋を転々としてきた。 ▼イソラ(いそら) CV:水鏡150cm・B72・W55・H72【元木川上流に住む河童】主人公の幼馴染み。 河童に性はないのだが、男児に変化して主人公と遊んでいた。 成長するにつれて主人公が遊びに来なくなってからとても寂しがっていた。 久しぶりに会うようになった主人公に対して美少女に変化して気を引こうとしたりする。 ▼千鶴美(ちづみ) CV:金田まひる146cm・B69・W54・H71【小動物のようだが……?】町中で主人公につきまとってくる謎の女の子。 主人公は、彼女が妖怪であるということだけは察知する。 舌ったらずで、自分のことを「ちぢゅみ」と言う。 いつも腹をすかせている。 しつこいが、邪険にしても怒らず、めげず、愛嬌がある。 主人公におやつをたかるかと思えば、縁起物を拾ってきてくれたりする。 ▼瑞原穂波(みずはら ほなみ) CV:安玖深音160cm・B82・W54・H81【郷土史研究部部長】巫女のコスプレを好む。 妖怪好きで、お祓いの方法なども知っているが、妖怪を見ることはできない。 ▼鈴(すず)鈴彦姫。 藤花の祀られている神社の鈴が変化した付喪神であり、藤花の眷属となった。 ▼ミドリ座敷童。 かつて主人公の家に住み着いていたが、ひょんなことから主人公と喧嘩をして出て行ってしまった。 ▼風野三郎(かざの さぶろう)郷土史研究部部員。 部長の穂波は冗談で彼のことを「風の又三郎」だと言うが主人公の感じるところでは、ただの人間のようである。 ▼五日市喜善(いつかいち きぜん)主人公の大叔父。 在野の民俗学者。 独身で生活能力に欠け、親戚から厄介者扱いされている。 しかし性格は良く、彼も妖怪を見ることができ小さいころから主人公には慕われていた。

登録日:2010-04-02 成人向けゲーム
──世界は、静かに終末を迎えようとしている。 西暦2022年。 世界は原因不明の死に至る病に冒されていた。 隣接する多重次元世界が融合し、異空間化してしまうという「散花蝕(ペトレーション)」と呼ばれる次元融合現象である。 汚染地域は人間が近寄ることを頑なに拒み、その領域は徐々に拡大しつつあった……。 そんなある日。 九州の片田舎で普通の学生として生きていた「丸目 蔵人」は文部科学省の発行した召喚状で、突如として、東京湾の新規埋め立て地に造成された新東雲学園都市に連れてこられることになった。 自分にどんな役割があるのか、それにどんな意味があるのか…全く知ることの無いままに。 けれど、刻一刻とそれを許さぬように世界は滅亡への道を辿り始める。 手に携えるは幼い頃から鍛え続けてきた剣術と、一振りの刀剣のみ。 そして蔵人は、そこで自らの運命をそれぞれに斬り拓こうとする少女たちと出逢う──。 逃れる術のない蒼き天蓋の下で──今、少年少女達の未来への戦い、「終末幻想」の物語が静かに幕を開けようとしていた……。 ※ご購入時にダウンロードしていただくファイル(702MB)以外に、同封ファイルに記述されているURLからさらに追加3ファイル(701MB×2,335MB×1)のダウンロードが必要です。 追加ファイルはいつでもダウンロードできますのでご安心ください。
登録日:2010-03-05 成人向けゲーム
ヴァルデマール歴 343 年、不毛で凄惨な六年戦争がひとつの会議によって停戦を迎えるも、その最中に発生した大嵐によってふたりの賢王が波に飲まれ、世界はまるで凍り付いたかの様に停滞期を迎えた。 西の祝福コルンは、戦争により傭兵王と多くの兵を失ったことで衰退。 東のミドルトン帝国は、貴族間の醜い皇位継承争いと、かねてより問題となっていた隣国兵の侵入により、絶え間ない疲弊が住民に更なる圧政を強いることとなる。 祝福コルン領邦、離島エーデルでは、周辺国の衰退する中、腐食銀と呼ばれる旧時代の遺産の存在によって俄に活気を帯び始めていた。 しかし町が活気付くと比例して「人間が凶暴化する」謎の事件が多発し、年を追う毎にその被害者が膨れあがっていた。 ヴァルデマール歴 347 年。 航海中に転覆した船舶から、ひとりの青年が離島エーデルに漂着する。 記憶を失いながらも不思議と事件に吸い寄せられていったその青年は、エーデルに伝わる蝶の伝説に触れ、次第に世界を取り巻く、目に見えぬ暗雲の中へと足を踏み入れていくことになる。 ――戦争終結から四年。 嵐の夜に凍り付いた世界が、静かに、けれど確かに、再び時を刻み始めていた。
登録日:2010-03-05 成人向けゲーム
ヴァルデマール歴 343年、不毛で凄惨な六年戦争がひとつの会議によって停戦を迎えるも、その最中に発生した大嵐によってふたりの賢王が波に飲まれ、世界はまるで凍り付いたかの様に停滞期を迎えた。 西の祝福コルンは、戦争により傭兵王と多くの兵を失ったことで衰退。 東のミドルトン帝国は、貴族間の醜い皇位継承争いと、かねてより問題となっていた隣国兵の侵入により、絶え間ない疲弊が住民に更なる圧政を強いることとなる。 祝福コルン領邦、離島エーデルでは、周辺国の衰退する中、腐食銀と呼ばれる旧時代の遺産の存在によって俄に活気を帯び始めていた。 しかし町が活気付くと比例して「人間が凶暴化する」謎の事件が多発し、年を追う毎にその被害者が膨れあがっていた。 ヴァルデマール歴 347年。 航海中に転覆した船舶から、ひとりの青年が離島エーデルに漂着する。 記憶を失いながらも不思議と事件に吸い寄せられていったその青年は、エーデルに伝わる蝶の伝説に触れ、次第に世界を取り巻く、目に見えぬ暗雲の中へと足を踏み入れていくことになる。 ――戦争終結から四年。 嵐の夜に凍り付いた世界が、静かに、けれど確かに、再び時を刻み始めていた。 ※ご購入時にダウンロードしていただくファイル(702MB)以外に、同封ファイルに記述されているURLからさらに追加3ファイル(701MB×2,425MB×1)のダウンロードが必要です。 追加ファイルはいつでもダウンロードできますのでご安心ください。
登録日:2010-03-05 成人向けゲーム
――その日、世界は凍り付いた。 ――■□■ストーリー■□■ヴァルデマール歴 343 年、不毛で凄惨な六年戦争がひとつの会議によって停戦を迎えるも、その最中に発生した大嵐によってふたりの賢王が波に飲まれ、世界はまるで凍り付いたかの様に停滞期を迎えた。 西の祝福コルンは、戦争により傭兵王と多くの兵を失ったことで衰退。 東のミドルトン帝国は、貴族間の醜い皇位継承争いと、かねてより問題となっていた隣国兵の侵入により、絶え間ない疲弊が住民に更なる圧政を強いることとなる。 祝福コルン領邦、離島エーデルでは、周辺国の衰退する中、腐食銀と呼ばれる旧時代の遺産の存在によって俄に活気を帯び始めていた。 しかし町が活気付くと比例して「人間が凶暴化する」謎の事件が多発し、年を追う毎にその被害者が膨れあがっていた。 ヴァルデマール歴 347 年。 航海中に転覆した船舶から、ひとりの青年が離島エーデルに漂着する。 記憶を失いながらも不思議と事件に吸い寄せられていったその青年は、エーデルに伝わる蝶の伝説に触れ、次第に世界を取り巻く、目に見えぬ暗雲の中へと足を踏み入れていくことになる。 ――戦争終結から四年。 嵐の夜に凍り付いた世界が、静かに、けれど確かに、再び時を刻み始めていた。 ■□■キャラクター紹介■□■▼ユウ(主人公)離島エーデルの浜辺に漂着していた冒険者風の青年。 命に別状は無かったが、漂流の影響からか記憶の多くを失っていた。 記憶を失いながらも非常に前向きで、礼儀正しく、争い事を嫌う穏やかな性格をしている。 いつも絶やさぬ笑顔で、自然と周囲の警戒心を解いてしまう、本人も無意識な特技を持つ。 男性として標準的な体格をしており、背中に腐食銀製のアルテファクトと思しき立派な両手剣を背負っているものの、構えるその仕草は素人そのもので、剣の所有者では無い事を窺わせる。 ▼テア・ボールシャイト(Thea Bohlscheid)[身長]166㎝[B/W/H]B81/W59/H80エーデル辺境伯デューリング家に仕える女騎士。 若くして薔薇騎士団長の任を与えられた。 規律を重んじた言動が多く、性格は極めて事務的で冷淡――かと思いきや、会話下手に加え表情の変化に乏しいことが、彼女をそう見せているに過ぎない。 幼い頃から剣を手にし、手先は器用で刃物の扱いは得意としているが、料理その他家事全般は苦手。 両親の形見であるアルテファクトの短剣を右腰に、兄の形見である細身の長剣を左腰に佩いた彼女の剣技は、優雅でありながら鋭く、現鉄騎士団長を押し退けエーデル随一と呼び声が高い。 ▼エリノア・ベッシュ(Ellinor Besch)[身長]168㎝[B/W/H]B90/W58/H89一年前、宮中伯ヴァーリア・クーニッツの口添えでエーデル薔薇騎士団に所属することになった女騎士。 騎士団に名を連ねるに相応しい剣の使い手で、豊かな教養と知識を有していたこともあり、騎士団内でその存在感を増しつつある。 が、能力としては申し分無い一方で、官職に就くことは頑なに固辞し続けるという、掴み所のない一面を持ち合わせている。 性格は完璧主義にして融通の利かない頑固者。 口数の少ない方ではないが、能力の劣る者に対しては、年齢性別問わず厳しい態度を取ることから、他人を極端に遠ざける傾向にある。 ▼クリスティアーネ・デューリング(Christiane Duhring)[身長]155㎝[B/W/H]B71/W50/H70薔薇騎士団に所属する女騎士にして、デューリング家のひとり娘である少女。 団長テアに憧れて騎士団に所属するも、宛がわれた副団長の地位とは裏腹に身体は弱く、剣技も決して高いとは言えない。 性格は非常に素直でかつ表裏が無く、領主の娘でありながらにこやかで礼儀正しく育っているため、騎士団内では腕に不相応な職に名を連ねながら、騎士団の女性達の妹的な存在になっている。 趣味としている読書から様々な知識を得ており、殊、アルテファクトに関しては知識だけではなく鋭い鑑定眼も見せる。 ▼ルーツィエ・クーリー(Luzie Coulee)[身長]158㎝[B/W/H]B84/W57/H82エーデル旧市街の宿に逗留する冒険者。 宿ではティム・アルノルトと名乗り男性に変装しているものの、残念ながらどこからどう見ても凛々しい少女そのもので、周囲からは奇異の目を向けられている。 沈着冷静で豊富な知識を持ち、魔術にも精通している。 口調も視線もどことなく他人を見下した印象で、貴族や騎士など、権力を有する者達を極端に嫌う傾向にある。 一方で自分の変装が見抜かれるはずがないとおかしな自負があるのか、女性扱いされると赤面し怒鳴り散らしつつ否定する等々、年相応の愉快な一面も持ち合わせている。

登録日:2009-09-18 成人向けゲーム
稲継魂神社に見守られた古町八阿多。 その中心に佇む学園では、古くから生徒達の間で七つの不思議な出来事が語り継がれている。 喋る子狐達から主と呼ばれる八千古島蓮は、子狐達を生み出した妖の少女と幼馴染みである他は、何の変哲もない小柄な男子生徒でしかない。 けれど遠い国から降り立った魔女との出会いを契機として、八阿多の不思議に少しだけ触れることになる。 高所恐怖症の魔女エリン、神として祀られる狐の妖月砂、義妹の華、幼馴染みの姉深雨、そしてこの夏新たに出会った女の子達――。 梅雨も早々に明けた太陽の下、夏休みを間近に控えた八阿多学園で、七つの不思議と七つの恋の物語がいま始まる。 【購入特典】6種(各5サイズ)の「オリジナル壁紙」を同梱しています。 ※ご購入時にダウンロードしていただくファイル(702MB)以外に、同封ファイルに記述されているURLからさらに追加3ファイル(701MB×2,255MB×1)のダウンロードが必要です。 追加ファイルはいつでもダウンロードできますのでご安心ください。
登録日:2009-09-18 成人向けゲーム
ダウンロード版特典として6種の【オリジナル壁紙】が同梱されています。 ◆プロローグ◆「明日は良い天気になりそうね」夏休みを間近に控えた満月の夜、空から響いた澄んだ声色。 何気ない挨拶から始まった、魔女を名乗る高所恐怖症の少女との出会いが、いまにして思えば僕たちの物語の始まりだったのかも知れない。 照りつける太陽の下、淡い南風吹く古町を舞台に繰り広げられる、小さな恋の七不思議。 七つの不思議と七つの恋が、遠くから近くから、応援してくれるような、そんな気がした――。 ◆あらすじ◆稲継魂神社に見守られた古町八阿多。 その中心に佇む学園では、古くから生徒達の間で七つの不思議な出来事が語り継がれている。 喋る子狐達から主と呼ばれる八千古島蓮は、子狐達を生み出した妖の少女と幼馴染みである他は、何の変哲もない小柄な男子生徒でしかない。 けれど遠い国から降り立った魔女との出会いを契機として、八阿多の不思議に少しだけ触れることになる。 高所恐怖症の魔女エリン、神として祀られる狐の妖月砂、義妹の華、幼馴染みの姉深雨、そしてこの夏新たに出会った女の子達――。 梅雨も早々に明けた太陽の下、夏休みを間近に控えた八阿多学園で、七つの不思議と七つの恋の物語がいま始まる。 ◆登場キャラクター◆●八千古島蓮(やちこじま れん)本編の主人公。 八阿多左区北部に佇む甘味処『八千』長男で、八阿多学園に通う二年生。 七不思議委員会所属。 強いカリスマ性で以てリーダーシップを発揮する気質ではないものの、分け隔て無く他人と接する事の出来る穏和で明朗な性格と、機転の良さで必然的に頼られる事が多く、内気な下級生から強面な不良先輩まで、交友関係は自分が考えているよりも広い。 あだ名は珍しい名字から「やち」「やっちー」等々。 笑顔と穏やかな性格からいじられ役を担う事が多いけれど、その芯はしっかりとしており、ひとりの妹を持つ兄らしい一面も時折覗かせる。 義妹の八千古島華、幼馴染みとなる学級委員を務める豊阿弥文子、不思議な魅力の明松月砂、そして出会ったばかりのエリン・グィディルと、昔から何かと周囲に綺麗どころが集まり易いとは幼馴染みの天矢鮎乃の弁。 ●エリン・グィディル(えりん ぐぃでぃる)彼方の国から八阿多に降り立った魔女。 ひょんなことから八千古島家にホームステイし、八阿多学園へ編入する。 上流階級のひとり娘として大切に育てられており、こちらの学園でも気品と知性を兼ね備えた優等生として必然的に話題を集める事となる。 しかし優等生の顔とは裏腹に、負けず嫌いで強情な一面も。 そんな貴族らしからぬ気質を隠す為か、時折、毒を含んだ素っ気ない対応を取ることもある。 分厚い眼鏡を掛けなければ本すら読めないほどの近眼であるにも拘わらず平常は裸眼で生活しているのは、極度の高所恐怖症を隠すためだとか。 特技は手にした箒で空を飛ぶ事だが、前述した弱点が多大に影響し、本人は好んでいない。 非常に好奇心の強い性格もあり、特にテレビには強く揺さぶられる何かを感じているとかいないとか。 趣味は読書からテレビ鑑賞と変わったらしい。 ●明松月砂(かがり かずさ)衒学的な思考と、断定的かつ包み隠すことのない口調が印象的な少女。 良く言えば孤高、クール。 悪く言うなら無愛想。 自ら他人と接触をとる事はなく、教室にいる際にも冷めた瞳で空を眺めている事が多い。 その実体は妖の一種『狐魅』。 神として神社に祭られている神稲継魂大神と同一の存在でもある。 人間ではない為に種の異なる周囲と率先して交わる事はないが、しかし学校や授業、また人間の子供にはそれなりに関心はある様で、気が向いたりとした際には知らぬうちに会話の輪に加わり、ユニークな一言を言い残して去っていく風変わりな一面も見せる。 好物はキツネ寿司。 狐春、狐夏、狐冬を創り出した本人で、とある約束から三匹を蓮に貸し与えている。 十年前、子供の頃の蓮が迷子の彼女を助けたことから人間の子と妖の奇妙な関係が始まった。 ●天矢深雨(あまや みう)八阿多学園にその名が知れ渡る、すごくやる気のない養護教諭。 天矢鮎乃の姉。 生徒達からは「ひきこもり保健医さん」と呼ばれている。 出勤はしてきているが、余程気が向いている時以外はまともに仕事をしようとしない。 保健室からはいつも携帯ゲーム機の音が漏れている。 いつもぽやぽやしていてニコニコ笑顔なので、生徒達は文句を言いつつ自分で治療したり、勝手に保健室の用具を使って用事を済ませてしまうが、何故か評判は悪くない。 美人なので男子にファンも多い。 蓮とは妹の鮎乃つながりで旧知の仲。 事ある毎に携帯で呼びつけて使いっ走りをさせようとする。 主人公が嫌そうにすると色仕掛けで迫ってくる。 基本的には甘えん坊体質。 ●亜多良巫鳥(あたら みどり)稲継魂神社で巫女を務める少女。 八阿多学園三年生。 一方学校では占い研究会に在席しており、その的中率が百パーセントに近い事から、占いを信じる生徒達に慕われている。 朝方や夕方に『部活』と称して『厄払い占い』を行い、あまりに強い厄(不幸)を感知すると前も後ろもなく不幸回避に奔走する。 座右の銘は「人類みな無病息災」。 おっとりとした性格でお姉さん気質だが、目的に対して周囲を見失いがちなところは見ていて危なっかしい。 厄払いの際には学校でも人目を憚ることなく純白の上衣と緋袴に身を包む事から、少々風変わりな生徒としても知られている。 ●鷺ノ宮ひより(さぎのみや ひより)旧家鷺ノ宮家のひとり娘とは思えぬ騒々しい言動と性格から、入学間もない学園でも名の知れた生徒として知られている猪突猛進型少女。 騒がしいものの、子犬の様に人なつっこい性格で、周囲からはまるで妹の様に慕われているらしい。 幼馴染みにして学園では先輩、そして親友でもある井荻智香と行動する事が多く、学食で繰り広げられる漫才のようなふたりの掛け合いは既に昼休みの名物となっている。 恋愛ごとには興味津々でそっち系の知識もふんだんに持っている耳年増。 その所為か案外下品な一面もあり。 得意技は居眠り。 運動も苦手。 好きな食べ物は納豆。 ひたすらかき混ぜるのが好き。 ボケ&ヨゴレ役。 ●井荻智香(いおぎ ちか)文武両道の美人だが、口が悪い上にすぐ手が出る気質で周囲からはある意味恐れられている。 憧れの対象として黄色い声を受ける側ではあるものの、友人と呼べる人間はあまり多くない。 鷺ノ宮家に古くから仕える井荻家の出身。 ひよりのお目付役的な立ち位置にあるが、そんなしがらみを超えて、ひよりのことを大切に思っている。 一見ひよりが智香にまとわりついているように見えるが、実は智香から誘うことが多い。 素材は良いが、あまり身なりには興味が無い。 そのうえ恋愛毎にもまったく興味が無く、当然お付き合いの経験も無く、その手の話しには酷く疎く純情さん。 好きな食べ物は甘いもの。 苦手なものは辛いもの。 突っ込み役。 ●八千古島華(やちこじま はな)蓮の義妹。 自宅でも学校でも人当たりが良く、両親の営む甘味処でも小さな看板娘として店を切り盛りする理想的な妹像を地でいく少女だが、その実は小さいながら斜に構えた視点を持つ、優等生とは程遠いぐーたらな裏の顔を持つ。 口癖は「めんどいなーもー」。 後者の気質は兄の前でのみ見せており、頻繁に兄の部屋へ足を運ぶのは息抜きの為。 兄としての蓮には敬意を抱いており、心許すことの出来る唯一の存在として心の底では大切に感じ取っている。 特技は菓子作り。 甘味処八千では既に無くてはならない存在となっており、今や店の看板メニューとなった「季節のあんみつ」は彼女の手によるもの。
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